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J-GLOBAL ID:201302262866959160   整理番号:13A0954792

デカブロモジフェニルエーテル(BDE-209)とデクロランプラス難燃剤のin vitro生体内変化:カナダ,セントローレンス河の汚染ホットスポットで繁殖するクロワカモメの事例研究

In vitro biotransformation of decabromodiphenyl ether (BDE-209) and Dechlorane Plus flame retardants: A case study of ring-billed gull breeding in a pollution hotspot in the St. Lawrence River, Canada
著者 (3件):
資料名:
巻: 55  ページ: 101-108  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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デカブロモジフェニルエーテル(deca-BDE)混合物(BDE-209の~97%)は,現在世界中で使用制限に直面しており,これが一連の代替置換難燃剤(FR)製品の利用の増加を生じている。これらの中で,デクロランプラス(DP)は,このFRが北米,ヨーロッパとアジアからの鳥類を含む野生生物試料で検出されることが増加しているので注目が高まってきている。モントリオール(QC,カナダ)近辺のセントローレンス河流域の既知のFRホットスポットで最近調査を行い,繁殖中のクロワカモメ(Larus delawarensis)(RBGUs)の肝臓で,BDE-209とDP異性体(syn-とanti-DP)を,予想外の高い頻度と濃度で検出した。これらの最近使用しているFRsの地球的分布にも関わらず,筆者等の知る限り,鳥類でBDE-209とDP異性体のin vitro生体内変化についての研究はなかった。本研究は,モントリオールで繁殖したRBGUsの肝臓ミクロソームを用いて,BDE-209とsyn-及びanti-DPのin vitro代謝を理解することを目指した。BDE-15(正の評価参照)は,in vitroアッセイの90分の時間枠で一貫してそしてプラスに減少したが,BDE-209とDP異性体では見られなかった。これらの結果は,BDE-209とDPのCYPイソ酵素媒介還元脱ハロゲンがRBGUsの主要な代謝経路のようではないことを示唆した。しかし,脱ヨード酵素(発現,活性)での調査を将来の研究として考慮する必要があり,それはこれらの酵素が,人間と魚類研究でBDE-209の逐次脱臭素化に関与していることを示唆されているためであった。既知又は示唆BDE-209脱臭素化製品(ヘプタ~ノナ-BDE)と強く相関しているRBGUsの肝臓で定量した高レベルのBDE-209は,従って,これらFRsへの代謝能力の乏しい又は欠如と組合わさって,大モントリオール地域における食事(例,魚消費)と環境の同時曝露の指標になり得る。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 
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