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J-GLOBAL ID：201302262875463909   整理番号：13A1314238

アンモニアボラン(BH₃NH₃)の高圧,高温改質のキャラクタリゼーション

Characterization of a high pressure, high temperature modification of ammonia borane (BH₃NH₃)

著者 (4件)： NYLEN Johanna (Dep. of Materials and Environmental Chemistry, Stockholm Univ., SE-10691 Stockholm, SWE) ,  ERIKSSON Lars (Dep. of Materials and Environmental Chemistry, Stockholm Univ., SE-10691 Stockholm, SWE) ,  BENSON Daryn (Dep. of Physics, Arizona State Univ., Tempe, Arizona 85287-1504, USA) ,  HAEUSSERMANN Ulrich (Dep. of Materials and Environmental Chemistry, Stockholm Univ., SE-10691 Stockholm, SWE)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 139  号： 5  ページ： 054507-054507-7  発行年： 2013年08月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高圧(1.5 GPaより上)で,2水素結合アンモニアボラン(BH₃NH₃)は,温度上昇とともに固-固相転移を起こす。高圧,高温(HPHT)相が先行して分解が起こり,空間群対称性Cmc2₁ (Z = 4)をもつ既知の高圧高温形から時間変化する。温度に対するBH₃NH₃の構造変化を,ダイヤモンドアンビルセル中の6 GPa近傍で,シンクロトロン粉末回折によって調べた。この圧力で,Cmc2₁相は140 °C近傍でHPHT相に転移する。このHPHT相の結晶システム,単位セル,およびBとN原子の位置パラメータを回折データから抽出し,続いて,空間群対称性Pnma (Z = 4)をもつ水素秩序モデルを密度汎関数計算から確証した。しかしながら,HPHT-BH₃NH₃は水素無秩序回転相であるとの強い実験的証拠もある。Cmc2₁相への逆転移は観測されない。室温で圧力を1.5 GPaより下に解除すると,BH₃NH₃の周辺圧力(水素無秩序)I4mm相が得られる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アンモニア化物 ,  *ボラン ,  改質 ,  キャラクタリゼーション ,  水素結合 ,  *相変態 ,  空間群 ,  対称性 ,  経時変化 ,  *温度依存性 ,  ダイヤモンドアンビル ,  X線回折 ,  シンクロトロン放射 ,  *圧力効果 ,  計算 ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： *アンモニアボラン ,  *固相転移 ,  時間変化 ,  ダイヤモンドアンビルセル ,  粉末回折 ,  シンクロトロン放射光 ,  *圧力依存性 ,  密度汎関数計算

分類 (1件)： 物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (4件)： アンモニアボラン ,  高圧 ,  改質 ,  キャラクタリゼーション