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J-GLOBAL ID:201302262950400632   整理番号:13A0638707

主要穀粒作物の生産力および水で制約された収量の遺伝的改良の予測

Prognosis for genetic improvement of yield potential and water-limited yield of major grain crops
著者 (2件):
資料名:
巻: 143  ページ: 18-33  発行年: 2013年03月01日 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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予測される食糧,飼料および生物燃料原料の需要量が頭打ちになる40年後まで,潜在(Yp)および水不足条件下(Yw)の作物収量の遺伝的改善は食糧安全保障の改善のための重要な道程になろう。世界の多くの作付体系における3主要穀粒作物(トウモロコシ,コムギおよびイネ)のYpおよびYwの改良の現在測定済みの相対速度の大半は,2050年の予測穀物需要量を満たすために必要な1.16~1.31%/yの速度を大きく下回る。これらの相対速度は,もし現在の収量改善の絶対速度が変わらずに続くか/または世界のいくつかの地域のいくつかの作物の収量改善に現存する停滞の徴候が広がると,さらに低下すると予想されうる。このレビューは,YpおよびYwの遺伝的改善の現状の速度を速めるための未開発の機会のための入手可能な証拠を査定し,光合成の遺伝子操作,地上部理想型の設計,および根の吸水能の改良による同目的の達成のためのいくつかの実在する提案を吟味する。時間が重要なので,圃場条件下での概念の証明まで,そこから農家向けの品種まで,および改良品種の農家による広い採用のために潜在的に有用な形質を推進するために必要な時間規模に特別の注意が払われる。潜在的に重要な形質を伝統的育種過程に含めるための育種家の必要性が概説され,簡単および複雑な形質の遺伝的改良の助けとしての分子育種の価値が考慮される。有用な形質の育種過程への採用速度,および/または研究チーム間の情報の自由な流れに対して追加された潜在的障害として,知的財産と規制要件がある。主な結論は:(a)ある種の作物および/または作付体系のYpおよびYwを改善するためのいくつかの未利用の機会が存在する;(b)これらの機会の利用は,焦点を絞った研究への経済的支援を増やし,農家向けの品種鎖に至るアイデアの様々な段階における障害を特定して除去または軽減することによって加速できるであろう;など4点である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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研究開発  ,  作物の品種改良 
タイトルに関連する用語 (6件):
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