文献

J-GLOBAL ID：201302263019323620   整理番号：12A1812455

炭酸アパタイトセラミックスの焼結及び破骨細胞の挙動

SINTERING AND OSTEOCLAST BEHAVIOR OF CARBONATE APATITE CERAMICS

著者 (7件)： WATARAI Takanori (Inst. of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental Univ.) ,  WATARAI Takanori (Dep. of Life and Environmental Sciences, Chiba Inst. of Technol.) ,  NAKAMURA Miho (Inst. of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental Univ.) ,  HORIUCHI Naohiro (Inst. of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental Univ.) ,  HASHIMOTO Kazuaki (Dep. of Life and Environmental Sciences, Chiba Inst. of Technol.) ,  NAGAI Akiko (Inst. of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental Univ.) ,  YAMASHITA Kimihiro (Inst. of Biomaterials and Bioengineering, Tokyo Medical and Dental Univ.)
資料名： Phosphorus Research Bulletin  (Phosphorus Research Bulletin)
巻： 27  ページ： 45-49 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L6704A  ISSN： 0918-4783  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リン酸イオンを置換したB型炭酸アパタイト(CA)は,脊椎動物の骨の主要無機成分である。CAは,HA(ヒドロキシアパタイト)よりも生分解性であり,次世代の生体材料として期待されている。分極HAは,骨治癒を促進することを報告した。本研究の目的は,CAの特性に及ぼす電気分極の影響を調査することである。湿式法により合成したCAを,二酸化炭素雰囲気中で種々の温度で焼結した。焼結したCAのTG測定と分極処理を行った。XRD及びFT-IR分析の結果から,CAは,約5重量%炭酸を含有する介在物であった。TSDC(熱刺激脱分極電流)測定では,CAの蓄積電荷量は,HAよりも大きかった。さらに非分極CAと分極CAの破骨細胞の挙動を評価した。細胞形態の観察では,CA表面上の活性化破骨細胞に対して特定のアクチンリング構造を持つ多核細胞が存在した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *燐灰石 ,  *セラミック ,  *焼結 ,  *破骨細胞 ,  アニオン ,  リン酸塩 ,  ヒドロキシアパタイト ,  微生物分解性 ,  医用素材 ,  誘電分極 ,  熱重量分析 ,  炭酸 ,  X線回折 ,  FTIR分光法 ,  アクチン ,  細胞
準シソーラス用語： FTIR分光 ,  XRD ,  リン酸イオン ,  生体材料 ,  生分解性 ,  多核細胞 ,  *炭酸アパタイト ,  熱重量測定 ,  分極処理

分類 (1件)： 電気化学的分極  (CB07030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭酸アパタイト ,  セラミックス ,  焼結 ,  破骨細胞 ,  挙動