抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在の高機能化粧品材料はナノマイクロメートルオーダーの構造制御を必要とする複合材料が用いられるが,超臨界二酸化炭素は液体二酸化炭素に比べて大きな拡散係数,高い浸透性,低い粘性,圧力変化に対する溶解度の大きな変化などの性質をもち,高機能化粧品に用いる複合材料製造に有利である。1)超臨界二酸化炭素を用いたナノ・マイクロ微粒子製造,2)超臨界二酸化炭素を利用したナノ・マイクロ複合微粒子,について解説した。温度・圧力などのマクロな操作因子から薬剤や基材などの対象物質のナノマクロサイズでの構造制御が可能となる超臨界二酸化炭素技術を化粧品製造に応用する可能性を述べた。また,有害な有機溶媒を使用することなく対象物の微細構造制御が可能な超臨界流体技術は化粧品製造でさらなる応用が期待されると述べた。