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J-GLOBAL ID:201302263242394157   整理番号:13A0644321

地上 LiDARによる樹幹太さの推定に関する研究

Study on the estimation of the diameter of trunk of tree using terrestrial LiDAR
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 585-589 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0185A  ISSN: 0037-105X  CODEN: SEKEAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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林業の生産性を向上させるための一つの解決策として,効率的に森林の現状を管理することがあげられる.具体的には,単木ごと材として質を調査・管理することで原木コストの削減が見込まれる.そこで,本研究では,新たな森林調査手法として地上 LiDARを利用して森林を面的かつ短時間に計測することで原木コストを削減する方法を提案する.具体的には,地上 LiDARで計測された点群から単木の質に関する任意の高さの樹幹太さを取得する手法を開発するとともに,誰でも結果を理解できるようにDEMと樹幹形状とを可視化して出力する仕組みを構築した.まず,地上 LiDARで計測した点群からDEMを作成した.次に,地上13. mから1 mごとの樹幹太さを真円を用いて推定した.そして,近似結果を3 Dデータとして可視化した.形状に関する結果は,樹冠下までの樹幹太さに関してほほ点群の形状通りに推定でき,形状の再現は成功した.ただし,樹冠下から樹冠内の樹幹太さの推定は,枝葉の点群の影響により誤差が大きくなっていたことが分かった.しかしながら,樹冠内の樹幹太さの推定誤差を低減する解決策に関する知見は得られた.本研究の結論として,樹冠下から樹冠内の樹幹太さの推定する手法を改良する必要があるが,提案した樹幹太さの推定手法は有効であることが示された.さらに,原木コストを削減するためには,DEMを広範囲に作成できる場所に地上 LiDARを設置することが重要であることが示された.[本要旨はPDFには含まれない](著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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測樹学  ,  林業政策 
引用文献 (4件):
  • 1) 林野庁,「森林・林業・木材産業の現状と課題」 http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/genjo_kadai/index.html (2012/4/20 アクセス)
  • 2) 大政謙次, 浦野豊, 小熊宏之, 藤沼康実 (2002) “可搬型Scanning Lidarデータを用いたカラマツ林の樹林マッピングと胸高直径及びバイオマスの推定”日本リモートセンシング学会 , 22, 5, 550-557.
  • 3) Hopkinson, C., Chasmar, L., Young-Pow, C., Treitz, P.,(2004) Assessing forest metrics with a ground-based scanning LiDAR, Can J Remote Sens, 34, 573-583.
  • 4) Martin, V. L., Maaten, N., (2010) Retrieval of forest structure parameters using LiDAR remote sensing, Eur J Forest Res, 129, 749-770.
タイトルに関連する用語 (5件):
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