文献

J-GLOBAL ID：201302263279818607   整理番号：13A1844810

ベル型静電塗装機

著者 (1件)： 吉田治 (ランズバーグ・インダストリー)
資料名： 塗装工学  (Journal of Japan Coating Technology Association)
巻： 48  号： 11  ページ： 488-500  発行年： 2013年11月30日 
JST資料番号： S0871A  ISSN： 0285-3787  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塗装のQCD(品質,価格,納期)を左右する塗装機器のうち,自動車塗装におけるベル型静電塗装機の技術進歩による変遷,および高塗着効率塗装やロボットによる自動化等の今後の課題を示した。ベル型静電塗装機の発明の経緯を示した。日本では,1960年代に自動車塗装の中塗り工程に静電霧化方式の塗装機が導入され,70年代には微粒化を促進するミニベルを改良したGミニベルにより塗着効率の高い静電塗装機を実現した。80年代には高速回転化や自動洗浄色変え機構が開発された。90年代にはメタリック塗装用メタベルやカートリッジ式塗料供給方式が開発された。2000年代にはVOC対策のため水性化が進んだ。10年代には高効率塗装追求のため外部帯電電極数の増加等を図った。

シソーラス用語： *塗装設備 ,  *静電塗装 ,  スプレー塗装 ,  *技術進歩 ,  技術史 ,  下地塗料 ,  小型化 ,  微粒化 ,  自動化 ,  高速化 ,  メタリック塗装 ,  カートリッジ ,  揮発性有機化合物 ,  水性塗料 ,  環境保全 ,  高電圧
準シソーラス用語： ベル型塗装機 ,  *自動車塗装 ,  静電霧化塗装 ,  塗着効率

分類 (1件)： 自動車への塗装  (YJ04020X)

引用文献 (13件)：

• Ransburg Corporation: A history of Ransburg (1990)
• 多田義典:やさしい静電塗装機の使い方、理工出版社(1974)
• トヨタ東京パブリカ(株):トヨタカローラパンフレット
• 相澤昭彦:塗装工学,35[2],50(2000)
• 狭田謙一:塗装工学,35[3],98(2000)

タイトルに関連する用語 (2件)： ベル ,  静電塗装機