文献

J-GLOBAL ID：201302263320761129   整理番号：13A1553390

【第1章】酪農の”今”を概観する 酪農の到達点と政策のゆくえ

著者 (1件)： 生源寺眞一 (名古屋大 大学院生命農学研究科)
資料名： Dairy Japan  (Dairy Japan)
巻： 58  号： 13  ページ： 12-18  発行年： 2013年10月05日 
JST資料番号： L0332A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農業政策を2つのチェックポイントから考えた。1)消費者であり納税者でもある国民の目から見て,筋の通った政策であると納得できるか否か。2)その政策が直接・間接に,若者や働き盛りの農業者を大切にすることにつながるか否か。酪農は,規模拡大によるコストダウンを行ってきたが,稲作に比べ,さらなるコストダウンの余地は少ない。近未来の酪農で重視すべきは,就業機会としての酪農経営のあり方,酪農教育ファームの地域貢献や,大規模酪農経営の雇用力である。問題となっているTPPに関しては国にいかなる利益と負担があるかについて明瞭な情報の提示が不可欠である。政権政党には運動論ではなく経営者としての視点が求められる。

シソーラス用語： *酪農 ,  *農業政策 ,  農業経営 ,  経営経済 ,  原価低減 ,  就職 ,  予測 ,  協定 ,  農民 ,  地域開発 ,  創造性 ,  構造
準シソーラス用語： 環太平洋連携協定 ,  雇用創出 ,  就農 ,  将来展望 ,  生産構造

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 酪農 ,  政策