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J-GLOBAL ID:201302263342046920   整理番号:12A0206385

1982~2006年の北中国草原におけるバイオマス炭素蓄積とその変化

Biomass carbon stocks and their changes in northern China’s grasslands during 1982-2006
著者 (4件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 841-850  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2576A  ISSN: 1674-7305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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中国面積の凡そ3分の1は草原が占めており,地球的炭素(C)循環において重要な役割を果たしている。しかし,これら草原におけるバイオマス蓄積と動力学については殆んど知られていない。2001~2005年に継続的な5つのフィールドサンプリングキャンペーンを行い,北中国の草原の地上部及び地下部のバイオマスを調べた。1982~2006年のNDVI(正規化植生指数)時系列データセットと341箇所のサンプリング場所から得た測定を用いて,過去25年間のバイオマスC蓄積における変化を調べた。その結果,北中国の草原におけるバイオマスC蓄積は,557.5Tg C(1Tg=10(12)g)で,地上部の平均密度は39.5g C m(-2),地下バイオマスは244.6g Cm(-2)であった。0.2Tg C yr(-1)の増加率が過去25年間で観察されたが,草原のバイオマスは,1980年代以降有意な変化はなかった。季節的降雨(1月~7月)は,バイオマスC蓄積において時間的力学に繋がる主要な因子であったが,気候変数に対する草原バイオマスの応答は,種々の草原型で異なった。乾燥草原におけるバイオマス(例えば砂漠ステップ及び典型的砂漠)は,降雨量と有意に関連したが,高湿の草原(例えば高山草原)におけるバイオマスは,平均した1月~7月の気温と正に相関した。以上の結果から,中国における異なる草原の生態系は,将来の気候変動へ多様な応答を示す可能性が考えられた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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生態学一般 
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