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J-GLOBAL ID:201302263357587064   整理番号:13A0645209

高蓄積植物Lonicera japonica Thunb内におけるCdストレス下のホルメシス現象

Hormesis phenomena under Cd stress in a hyperaccumulator-Lonicera japonica Thunb
著者 (8件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 476-485  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: W0694A  ISSN: 0963-9292  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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潜在的な高蓄積植物であるLonicera japonica Thunb内におけるカドミウム(Cd)誘発のホルメシス応答の可能性を調査するために水耕実験を行った。結果は,低濃度のCdはL. japonicaにおける植物成長,葉の含水量及び光合成色素含有量の増加を誘導するが,高濃度ではそれらを減少させて逆U字型の用量応答曲線をもたらすことを示し,典型的な二相性のホルメシス応答を確認した。Cdの低用量では葉におけるマロンジアルデヒド(MDA)及び電解質漏洩のU字型応答曲線が示され,酸化ストレスと毒性効果の減少を示した。スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とカタラーゼ(CAT)活性は高いCd濃度においてのみ観察され,酸化還元恒常性が維持されることを保証する抗酸化能力の増加を示した。10mg/LのCdへの28日間曝露後には幹及び葉におけるCd濃度がそれぞれ 502.96 ± 28.90及び103.22 ± 5.62 mg /kg DWに達し,植物は高い生体内蓄積係数(BC)と転移係数(TF′)を有していた。さらに,2.5mg/LのCd処理において最大のTF値が見られ,低Cd処理が培地から根を介して空中構造にCdを転流させる能力を改善することを意味した。まとめると,L. japonicaはホルメシスとCd耐性の基礎となるメカニズムを調査するための新しい植物と考えることができた。我々の結果は,Cd汚染土壌のファイトレメディエーションではホルメシス効果を考慮すべきことを示唆する。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  カドミウムとその化合物 

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