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J-GLOBAL ID:201302263396882030   整理番号:13A0354161

雌雄ラットの軽度亜鉛欠乏:腎臓の酸化窒素系および形態に対する出生初期の変化

Mild zinc deficiency in male and female rats: Early postnatal alterations in renal nitric oxide system and morphology
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 568-573  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: T0836A  ISSN: 0899-9007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:雄成体ラットにおいて,胎児期と出生後の亜鉛欠乏が,動脈圧の上昇と腎機能傷害をもたらしている。これらの腎臓変化は出生初期の段階で起こり,その栄養傷害の発現には性差があると仮定した。そこで,胎児期と授乳期における軽度の亜鉛欠乏が,出生後21日の雌雄ラットの腎臓形態,酸化ストレス,アポトーシス,NO(酸化窒素)系に与える影響の検討を目的とした。方法:雌Wistarラットに,妊娠時から離乳時まで,低濃度(8ppm)亜鉛食または対照食(30ppm)を摂取させた。糸球体数,形態,酸化ストレス,アポトーシス細胞数,一酸化窒素合成酵素活性,タンパク質発現を出生21日後の子ラットの腎臓で評価した。結果:亜鉛欠乏により,ネフロン数の減少,糸球体肥大の誘発,酸化障害の増大,一酸化窒素合成酵素活性の低下が,雌雄ラットの腎臓で認められた。一酸化窒素合成酵素活性は,ニューロンや誘導性アイソフォームの阻害剤の影響を受けず,主に内皮アイソザイムによりNOを生じた。糸球体領域と,抗酸化酵素活性で,性差が認められた。結論:胎児期と授乳期の亜鉛欠乏により,NO活性の低下と酸化ストレスの上昇に関連した腎機能の初期の低下が起こるため,亜鉛欠乏は成体時の動脈圧と腎臓機能障害の増加の原因となる。この試験系で認められた性差は,成体において高血圧と腎臓病の発症機構が異なることを意味している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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動物の代謝と栄養一般  ,  腎臓  ,  循環系一般 

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