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J-GLOBAL ID：201302263397193000   整理番号：13A1812704

カチオン性界面活性剤およびアゾ安息香酸塩混合物の多重刺激-応答ヒドロゲル

Multiple-stimulus-responsive hydrogels of cationic surfactants and azoic salt mixtures

著者 (4件)： WANG Dong (Chinese Acad. of Sciences, State Key Lab. of Solid Lubrication, Lanzhou Inst. of Chemical Physics, 730000, Lanzhou ...) ,  WANG Dong (Graduate School of the Chinese Acad. of Sciences, 100039, Beijing, People’s Republic of China) ,  HAO Jingcheng (Chinese Acad. of Sciences, State Key Lab. of Solid Lubrication, Lanzhou Inst. of Chemical Physics, 730000, Lanzhou ...) ,  HAO Jingcheng (Shandong Univ., Key Lab. of Colloid and Interface Chemistry and Key Lab. of Special Aggregated Materials, Ministry ...)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 291  号： 12  ページ： 2935-2946  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カチオン性界面活性剤,アルキルトリメチルアンモニウムブロミド(C_nTAB,n=12,14,16,および18),および小さな色素分子,アゾ安息香酸ナトリウム(AzoNa₂)からなる高い水含量(~96重量%)の新規ヒドロゲルを初めて得た。ヒドロゲルの三次元網目構造を,透過型電子顕微鏡イメージ,走査型電子顕微鏡イメージ,¹H核磁気共鳴分光,および小角X線散乱測定により調べた。ヒドロゲル形成の機構も明らかにした。ヒドロゲルの機械特性を調べるためにレオロジーデータを得て,高い機械強度(~10⁴Pa)の材料であることが分かった。ヒドロゲルの強度は,2つの化合物の割合の変化で制御できる繊維密度と,界面活性剤濃度,温度,および界面活性剤のアルキル鎖長に依存することが認められた。興味あることに,このヒドロゲルには多重刺激応答特性が存在することが認められた。カチオン性界面活性剤およびアゾ安息香酸塩混合物の,可逆熱応答,UV-vis応答,および化学応答を初めて研究した。これらの発見は,センサ,アクチュエータ,形状記憶,薬物送達系,その他のような可能性ある応用につながるであろう。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *陽イオン界面活性剤 ,  *ヒドロゲル ,  機械的性質 ,  刺激 ,  機能性高分子 ,  混合物 ,  レオロジー ,  ネットワーク構造 ,  鎖長効果 ,  熱応答 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム

分類 (1件)： 高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

物質索引 (6件)： 4-フェニルアゾ安息香酸 ,  オクタデシルトリメチルアンモニウムブロミド ,  オクチルトリメチルアンモニウムブロミド ,  テトラデシルトリメチルアンモニウムブロミド ,  ドデシルトリメチルアンモニウムブロミド ,  ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド

タイトルに関連する用語 (7件)： カチオン性界面活性剤 ,  安息香酸塩 ,  混合物 ,  多重 ,  刺激 ,  応答 ,  ヒドロゲル