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J-GLOBAL ID:201302263419704690   整理番号:13A0343935

ミトコンドリアDNA複製に対する核リプログラミングの効果

The Effects of Nuclear Reprogramming on Mitochondrial DNA Replication
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-15  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: A1035A  ISSN: 1550-8943  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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未分化マウス胚性幹細胞(ESC)は,酸化的リン酸化(OXPHOS)を通じたATP生成と関連した鍵となるサブユニットをコードする,少量のミトコンドリアDNA(mtDNA)を所有している。ESCの分化に伴って,分化6日目の主要な複製イベントを開始する核コードmtDNAの複製により,mtDNAコピー数は調節される。ここでは,多能性の体細胞ES(SC-ES),体細胞核移行ES(NT-ES)および誘導多能性幹(iPS)細胞と命名された細胞への体細胞リプログラミングにおける,いずれも低継代でのmtDNA複製イベントを研究した。未分化iPS細胞におけるmtDNAコピー数がESCと同程度であったのに対し,SC-ESおよびNT-ES細胞は有意にレベルが増加しており,これはそれぞれNanogおよびSox2発現と正および負に相関していた。多能性および分化の間のmtDNA特異的複製因子であるPolgAおよびPeo1の発現は,ESCと比較したとき,iPSおよびSC-ES細胞において差次的であった。分化を通じて,リプログラミングされた体細胞は,特に6日目でのESCに特徴的なmtDNAコピー数を蓄積できなかった。加えて,iPS細胞およびSC-ES細胞は,14日目までESCの分化に似た様式でのATP含量の調節をできなかった。de novoなDNAメチル化阻害剤である5-アザシチジンでのリプログラミングされた体細胞への分化前の処理は,ESCと類似した様式での細胞あたりのmtDNAコピー数の蓄積を,iPS細胞に対しては可能にしたが,SC-ESおよびNT-ES細胞には許可しなかった。これらのデータは,リプログラミングプロセスが多能性の間のmtDNA複製の調節を破壊するが,これはエピジェネティック修飾剤の利用で再構築できることを示している。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  遺伝子の複製 
タイトルに関連する用語 (4件):
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