抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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筆者が2009年から11年まで3年間行った日韓観光客動態調査と旅行事業者へのヒアリング調査と先行研究を参考に,韓国人の訪日旅行の現状と個人旅行および低価格化の実態を考察し,旅行の質と満足度の向上を図るために受入れ側に求められることを検討した。まず,震災後の韓国人の海外旅行と海外旅行における行動について述べた。次いで,旅行商品の価値創造に関し,旅行商品の造成と地域主体の付加価値の創造について述べた。さらに,日本がこれまで辿ってきた旅行形態の変化が,より短時間で韓国や中国などに現れると予測し,個人旅行者の受入れ対策の強化とともに,受入れ促進のために地域一体となって素材提供型のみならず,企画商品の造成・提案型へシフトして,付加価値創造を実現すべきであるとした。