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J-GLOBAL ID:201302263845065140   整理番号:13A0580778

z-スキャン測定における準非線形吸収

Pseudo-nonlinear absorption in z-scan measurements
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 025204,1-9  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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z-スキャン測定における準非線形吸収に関する理論的解析および実験結果との対比に関して報告する。本研究では,純粋に線形吸収特性を有する試料に関するz-スキャン測定においても,準非線形吸収特性が現れることを数値的に示す。準非線形吸収曲線は,開放絞りのz-スキャン測定における非線形吸収曲線に似ている。数値計算の結果から,非線形効果は二つの要因,即ちz-スキャン測定の過程における集束ビームの入射角度と方位偏光の変化に起因することが分かった。レーザビームを開口数の大きいレンズによって集光させる場合,入射角の変化による準非線形吸収の影響は大きく,無視できないことが分かった。逆に,開口数の小さなレンズを用いる場合には,準非線形吸収によって誘起される偏差は無視できることが判明した。一方,開口数の大きいレンズによって集光されたレーザビームにおいては,入射ビームの偏光方位角を対応する臨界角に調整することが可能なので,もっともらしい非線形性は除去される。最後に,波長が488nmのレーザを用いたz-スキャン装置を用いて,開口数が0.09,0.45,および0.65の対物レンズと単一のBK7ガラスのスライス試料を用いた実験によって,理論的解析を確認することができた。得た結果は,非線形吸収におけるz-スキャン測定の感度と精度の面の向上に関して非常に有用である。
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分類 (2件):
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光学的測定とその装置一般  ,  光物性一般 
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