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J-GLOBAL ID：201302263869779046   整理番号：13A1317144

三次元トポロジカル絶縁体における磁気電気結合の熱力学測度

Thermodynamic measure of the magnetoelectric coupling in a three-dimensional topological insulator

著者 (3件)： BERGMAN Doron L. (California Inst. Technol., California, USA) ,  REFAEL Gil (California Inst. Technol., California, USA) ,  REFAEL Gil (Freie Univ. Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 87  号： 2  ページ： 024202.1-024202.10  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子Hall効果(QHE)は,輸送係数(二次元のHall伝導率)が量子化された最初の実験事実であった。最近のトポロジカル絶縁体の発見により,QHEの三次元類似事象が実現した。QHEでは,Hall伝導率と熱力学ポテンシャルの二階微分との間の関係が証明されている。ここでは,二次元QHEと三次元強トポロジカル絶縁体(STI)の間の類推から,三次元STIにおける磁気電気係数がバルク磁化の二階微分(磁化の化学ポテンシャルによる微分)と関係があることを示す。このことは,平衡状態及びバルクにおいて電荷密度又は磁化を測定することにより,磁気電気係数を抽出すること,すなわち,表面の非平衡輸送特性のプローブによらず,トポロジカル効果を測定するが可能であることを意味している。

シソーラス用語： *量子Hall効果 ,  電気伝導率 ,  磁化 ,  化学ポテンシャル ,  係数 ,  磁気電気効果 ,  *絶縁材料 ,  ポテンシャル ,  *熱力学的性質 ,  電荷分布 ,  密度 ,  電荷 ,  *絶縁体 ,  トポロジカル絶縁体
準シソーラス用語： Hall伝導率 ,  磁気電気係数 ,  熱力学ポテンシャル ,  電荷密度

分類 (2件)： 電子輸送の一般理論  (BM03020C) ,  半導体と絶縁体の電気伝導一般  (BM03041P)

タイトルに関連する用語 (4件)： トポロジカル絶縁体 ,  磁気電気結合 ,  熱力学 ,  測度