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J-GLOBAL ID：201302263911754598   整理番号：13A1802377

移入種生物がもたらす生態系影響評価のためのモデルエコシステムの汎用化に関する研究

著者 (1件)： 村上和仁 (千葉工大 工)
資料名： 千葉工業大学プロジェクト研究年報
巻： 10  ページ： 113-114  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： L3719B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非閉鎖系に放出された遺伝子組換え細菌を移入種生物とみなし,それが細菌間の水平伝達にどのような影響を与えるかを調べた。非伝達性プラスミドpBR325をモデルとして利用した。大腸菌HB101/pBR325をプラスミドDNA供与菌,大腸菌HB101,緑膿菌,枯草菌を受容菌とした。代謝産物供与植物として藍藻類を,原生動物繊毛虫を細菌捕食性プランクトンとして用いた。藍藻の代謝産物はpBR325の伝達を増すように作用し,繊毛虫は全ての細菌を減少させてpBR325の伝達に負の効果を与えた。自然界では,植物プランクトンと動物プランクトンが共存するので,pBR325の生残は生物相互作用の複雑な影響によって支配されるであろう。

シソーラス用語： *生物 ,  プラスミド ,  大腸菌 ,  緑膿菌 ,  枯草菌 ,  藍藻類 ,  繊毛虫類 ,  生態系 ,  *生物相互作用 ,  *外来種
準シソーラス用語： *移入種

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 移入種 ,  生物 ,  生態系影響評価 ,  モデル ,  エコシステム ,  汎用 ,  研究