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J-GLOBAL ID：201302263988492219   整理番号：13A1335001

等網族の拡大: 3,3′,5,5′-テトラメチル-4,4′-ビピラゾレートによる多孔性の配位重合体

Enlarging an Isoreticular Family: 3,3′,5,5′-Tetramethyl-4,4′-bipyrazolato-Based Porous Coordination Polymers

著者 (8件)： TABACARU Aurel (Universita di Camerino, Camerino, ITA) ,  PETTINARI Claudio (Universita di Camerino, Camerino, ITA) ,  TIMOKHIN Ivan (Universita di Camerino, Camerino, ITA) ,  MARCHETTI Fabio (Universita di Camerino, Camerino, ITA) ,  CARRASCO-MARIN Francisco (Universidad de Granada, Granada, ESP) ,  MALDONADO-HODAR Francisco Jose (Universidad de Granada, Granada, ESP) ,  GALLI Simona (Universita dell’Insubria, Como, ITA) ,  MASCIOCCHI Norberto (Universita dell’Insubria, Como, ITA)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 13  号： 7  ページ： 3087-3097  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 等網族[M(L)](H₂L=4,4′-ビピラゾール,H₂BPZ;4,4′-ビス(ピラゾール-4-イル)ベンゼン,H₂BDP)を拡大するために,4種類の配位重合体(CPs)[M(Me₄BPZ)](M=Zn,1:Co,2;Cd,3;Cu,4)を合成して,それらの結晶構造と熱および吸着特性を研究した。ab initio構造解析によって,4種類の3D骨格構造(1~4)の特性を示すことができた。特に,[M(BPZ)]および[M(BDP)]と同形である1と2は等網状であることがわかった。熱重量分析(TG)によると,これら4種類の化合物はすべて,1)熱的に安定であり,350°C以上で分解する。2)不変の多孔性を示す。3)連続的加熱-冷却に対して熱安定度や骨格トポロジーを維持していることがわかった。これらの観測結果は吸着性能が熱活性化サイクルにそって進行していることを示唆している。77と273KにおけるN₂とCO₂の吸着測定によってそれぞれこの物質の永続的多孔性を調査した結果,88~396m²/gの範囲のBrunauer-Emmett-Teller(BET)比表面積を推定することができた。ミクロ-およびメソ孔の体積とサイズ分布を計算して,結晶構造から誘導した関連データと比較した。その結果,この物質に固有の多孔性は本質的に小さいサイズの微小孔によることがわかった。

シソーラス用語： *亜鉛錯体 ,  *コバルト錯体 ,  *カドミウム錯体 ,  *銅錯体 ,  *窒素複素環化合物 ,  化学合成 ,  単結晶 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  正方晶系 ,  六方晶系 ,  立方晶系 ,  格子定数 ,  ネットワーク構造 ,  熱重量分析 ,  熱安定性 ,  多孔性 ,  *吸着平衡 ,  *窒素 ,  *二酸化炭素 ,  極低温 ,  比表面積 ,  細孔径分布 ,  *細孔構造 ,  空隙率
準シソーラス用語： 配位重合体 ,  ソルボサーマル合成

分類 (3件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  固-気界面一般  (CB12041H)

物質索引 (1件)： 3,3′,5,5′-テトラメチル-4,4′-ビ[1H-ピラゾール]

タイトルに関連する用語 (3件)： 拡大 ,  多孔性 ,  配位重合体