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J-GLOBAL ID：201302264121568855   整理番号：13A0158123

位置と名称情報を持つ店舗・事業所データの時空間結合手法の開発-都市地域分析への応用に向けて-

Spatio-temporal Integratiton Method for Shop and Office Data with Location Information and Application for Urban and Regional Analysis

著者 (2件)： 秋山祐樹 (東大 空間情報科研セ) ,  柴崎亮介 (東大 空間情報科研セ)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 19  号： 2  ページ： 57-67  発行年： 2011年12月31日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 店舗・事業所等の立地分布の経時変化を定量的に把握するため,位置と名称情報を持つ店舗・事業所データの時空結合システムを開発し,都市地域に適用した。この様な事例の代表は電話帳であるが,複数年次の変化を把握することはできない。本システムでは,空間情報として施設・店舗の名称,位置情報として住所・経緯度・建物名称を用い,異なる種類のデータ同士の空間結合,および異なる時点間の同一性判定を行う。システムに関わるPC環境と言語,ソースデータ,空間結合技術,結合後データの同一性判定,複雑語の除去,ローカル頻出語の除去,処理の高速化について述べた。関東地方の特性の異なる地域を対象に本システムの有効性について検証し,システムの処理精度を確認した。さらに,新宿駅周辺のテナント交代マップ,日本全土のテナント入れ替マップ,Webデータと入居者データとの結合結果を示した。三次元空間結合への拡張も可能である。

シソーラス用語： *商業施設 ,  *位相空間 ,  *情報検索システム ,  都市空間 ,  立地 ,  立体配置 ,  経時変化 ,  位置情報 ,  地理情報システム ,  用語 ,  自然言語処理 ,  相同性 ,  精度 ,  事例研究
準シソーラス用語： *時空間 ,  処理精度 ,  同一性 ,  名称

分類 (3件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  ドキュメンテーション  (RA01030F) ,  都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (10件)：

• 浅野純一郎. 地方都市中心市街地における大規模商業施設の閉店や郊外移転の実態とその後の利用・跡地利用の方向性-北陸甲信越地方の地方自治体担当部局への調査から-. 日本建築学会計画系論文集. 2002, 577, 257-264
• 阿藤卓弥. 首都圏郊外における鉄道駅前商業集積の停滞実態とその課題 : 本厚木駅・小田原駅前地区を対像として. 日本都市計画学会学術研究論文集. 2006, 41, 3, 1037-1042
• 伊藤香織. 既存情報を活用した時空間データ作成手法-地図内・地図外情報の曖昧性を考慮した空間要素同定を用いて-. 地理情報システム学会講演論文集. 2001, 10, 147-150
• 近藤みゆき. nグラム統計処理を用いた文字列分析による日本古典文学の研究-古今和歌集のことばの型と性差-. 千葉大学「人文研究」. 2000, 29, 187-238
• 相良毅. 住所情報を用いた店舗名称のクリーニング手法-Web からの店舗情報収集精度向上のために-. DEWS 2006. 2006, 392-398

タイトルに関連する用語 (9件)： 名称 ,  店舗 ,  事業 ,  時空間 ,  結合手 ,  開発 ,  都市 ,  地域分析 ,  応用