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J-GLOBAL ID:201302264152255740   整理番号:13A0528522

中性子回折とX線回折により推定したLn2Zr2O7(Ln=Eu,NdおよびLa)系における結晶構造と酸化物イオン伝導の関係

Relationship between crystal structure and oxide-ion conduction in Ln2Zr2O7 (Ln = Eu, Nd and La) system deduced by neutron and X-ray diffraction
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資料名:
巻: 121  号: 1410  ページ: 205-210 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 1882-0743  CODEN: JCSJEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Ln2Zr2O7(Ln=Eu,NdおよびLa)の結晶構造を,室温の粉末中性子回折(ND)データのRietveld分析により精密化した。Ln2Zr2O7は酸素空孔がほとんど完全に秩序化したパイロクロア(P)型構造であった。一方,Nd2Zr2O7は酸素空孔がeO2(8b)とO3(48f)サイトの間に分布したP型構造であった。Ln2Zr2O7(Ln=Eu,NdおよびLa)の粉末X線回折(XRD)データのRietveld精密化から,Ln3+およびZr4+イオンはそれぞれ16cおよび16dサイトに秩序状態で存在することが示唆された。粉末XRDデータ用いて精密化したLa2Zr2O7およびNd2Zr2O7の格子定数(a),酸素サイト(O1,O2およびO3)の占有(g)およびO3(48f)サイトのx位置パラメータは,NDデータを用いたものとほとんど一致した。Ln2Zr2O7(Ln=Eu,NdおよびLa)系の精密化NDおよびXRDデータから,O3(48f)サイト占有(g48f)はO2(8b)サイト占有の増加と共に低減するが,O1(8a)サイト占有は1.0を維持することが明らかになった。Ln2Zr2O7(Ln=Eu,NdおよびLa)系の酸化物イオン伝導率(σ)の変化は,サイト占有(g48f)の生成の変化およびO3(48f)サイトの酸素空孔率(1-g48f),g48f(1-g48f)と関連付けられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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セラミック・磁器の性質 

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