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J-GLOBAL ID:201302264228619029   整理番号:13A1507841

芸術作品中のアルキド樹脂:統合質量分析を利用する特性化

Alkyd paints in art: Characterization using integrated mass spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 797  ページ: 64-80  発行年: 2013年10月03日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルキド樹脂は,1940年以来,絵の具中のバインダーとして一般的に利用されている。芸術作品からの試料中のアルキド樹脂の特性化は,作品の特定や年代の解明,崩壊過程の調査に有用であり,保存戦略の立案に寄与する。工業的に処方化された塗料材料の成分の評価,及び異なるメーカー間の識別を可能にすることは,極めて興味深く,多重分析的アプローチを要する。本研究で筆者らは,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC/MS),高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化タンデム4重極飛行時間型質量分析(HPLC-ESI-Q-ToF),及びESI-Q-ToF質量分析におけるフローインジェクション分析(FIA)の3種の質量分析技術の統合に基づく多重分析アプローチを利用する市販のアルキド樹脂の特性化を明らかにする。GC/MSによって加水分解後の樹脂の脂肪酸と芳香族画分の定量が首尾よく行われ,HPLC-ESI-Q-ToF分析によって樹脂中のトリグリセリド(TAGs)とジグリセリド(DAGs)のプロファイ化が可能となり,FIA分析によって合成ポリマーなどの可能な添加物の存在が迅速に評価された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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有機化合物の各種分析  ,  ポリエステル,アルキド  ,  その他の原料・補助材料 

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