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J-GLOBAL ID：201302264239765230   整理番号：13A0405930

アパラチア流域における土地利用と高いイオン強度の関係

RELATIONSHIP OF LAND USE AND ELEVATED IONIC STRENGTH IN APPALACHIAN WATERSHEDS

著者 (3件)： CORMIER Susan M. (U.S. Environmental Protection Agency, Ohio) ,  WILKES Samuel P. (Tetra Tech, Inc., West Virginia, USA) ,  ZHENG Lei (Tetra Tech, Inc., Maryland, USA)
資料名： Environmental Toxicology and Chemistry  (Environmental Toxicology and Chemistry)
巻： 32  号： 2  ページ： 296-303  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： A0978B  ISSN： 0730-7268  CODEN： ETOCDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中部アパラチア地方の河川の比電導度を増加させている源として石炭採掘の関与が示唆されている。本研究は,ウェストバージニアのCoal川,Upper Kanawha川,Gauley川,及びNew川内の小さな亜流域の高いイオン強度の潜在的な発生源をキャラクタライズした。ウェストバージニア州環境保護局が開発した大掛かりな観測データ群から,南西ウェストバージニアにおいて詳細な土地被覆情報を持ち,少なくとも1つの水質化学試料を持つ162の<20km²の流域が確認された。9つの比電導度の散布図を9つの土地被覆分類:開水面,農業,森林,住宅地,裸地,完全鉱業,渓谷埋立,廃鉱山,及び前2者を除く採鉱,について作成した。電導度は森林面積に負に相関し,他の土地利用と正に相関していた。重回帰分析において,渓谷埋立面積の割合がイオン強度の増加に最も強い寄与をし,市街地利用(住宅/建物)の面積割合と他の鉱山土地利用がそれに続いた。第10分位回帰に基づけば,300μS/cmが渓谷埋立地面積の3.3%で超過した。ほとんどの流域で,HCO3^-とSO₄^2-濃度がCl^-濃度よりも高かった。これらの知見は炭鉱活動が高電導度水の主な源であることを確認した。この地方の希薄淡水の水源を保護するという目標でこのような活動が是正できるかもしれない。

シソーラス用語： *因果律 ,  *アメリカ合衆国 ,  河川 ,  *イオン ,  *イオン強度 ,  土地被覆 ,  土地利用 ,  *炭鉱 ,  *溶存成分 ,  谷 ,  埋立地 ,  硫酸イオン ,  河川流域 ,  *河川水
準シソーラス用語： *アパラチア地方 ,  *因果関係 ,  原因 ,  *電導度 ,  *溶存イオン ,  渓谷 ,  硫酸塩イオン

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  疫学  (GB03000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： アパラチア ,  流域 ,  土地利用 ,  イオン強度