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J-GLOBAL ID:201302264429121550   整理番号:13A0087561

腫瘍幹細胞:Dclk1によって腸のがん幹細胞と正常幹細胞が区別される

Dclk1 distinguishes between tumor and normal stem cells in the intestine
著者 (19件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 98-103  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍幹細胞(TSC)が治療標的になる可能性には大きな関心が寄せられている。しかし,TSCを標的とするがん治療には限界がある。TSCマーカーは正常幹細胞(NSC)にも共有されることが多いという難点があり,このようなマーカーを標的とする治療は,正常組織に重大な損傷を引き起こしうるからである。TSC特異的である可能性のあるマーカーを同定するために,我々はdoublecortin-like kinase1(Dclk1)に着目した。Dclk1は腸におけるNSCの候補マーカーであることが報告されたが,最近,分化細胞(例えば,Tuft細胞)のマーカーであることを示す報告がある。今回,細胞系譜追跡実験を用いて,Dclk1は腸におけるNSCのマーカーではないが,その代わり,ApcMin/+マウスのポリープにおいて継続的に腫瘍子孫細胞を産生するTSCのマーカーであることを示す。Dclk1陽性TSCを特異的に除去すると,正常な腸には明らかな損傷を与えることなく,ポリープの顕著な退縮が引き起こされた。我々のデータは,Dclk1陽性TSCを標的とする大腸がんの治療法開発の可能性を示唆している。Copyright Nature Publishing Group 2013
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発癌機序・因子 
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