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J-GLOBAL ID:201302264435451472   整理番号:13A1287595

生物起源揮発性有機化合物の全球放出推定の変動による全球対流圏組成をシミュレーションする上での不確実性の定量

Quantifying the uncertainty in simulating global tropospheric composition due to the variability in global emission estimates of Biogenic Volatile Organic Compounds
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 2857-2891  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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生物過程に従い放出される有機化合物は人為起源排出に対するミチゲーションとして,今後重要性が増し,大気質や気候強制力に影響するようになる。本研究において,生物起源揮発性有機化合物(BVOC)が全球対流圏組成に与える寄与を全球3-D化学輸送モデルTM5と改良CB05化学機構を用いて研究した。BVOD放出にとって,生物過程は多くの地域で主要な起源であり,年間や季節的に積算した排出フラックスには大きな変動がある。1から3炭素数のBVOC化学種が対流圏でのオゾンと一酸化炭素の滞留混合比に影響を与え,全球分布のうち,それぞれの影響は約2.5%と約10.8%となる。この推定値は,イソプレンとモノテルペンによりもたらされる蓄積効果の1/3になる。大気測定データと3-D全球化学輸送モデル結果の比較より,BVOCの影響は,対流圏オゾンに対する影響では下部対流圏に限定され,一酸化炭素に対する影響は上部対流圏まで及ぶ。BVOC放出による全球一酸化炭素分布の変動は11.4%の対流圏一酸化炭素負荷の不確実性をもたらし,メタンの大気中での寿命に関し約3.3%の不確実性を与える。本研究は,大規模全球大気化学モデルへ組み込む非メタン生物起源物質放出推定量を確定させることの必要性を示す。
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分類 (2件):
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  植物生理学一般 
物質索引 (1件):
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