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J-GLOBAL ID：201302264690966150   整理番号：13A1064860

光学ガラス表面上の試料吸着に基づく蛍光相関分光法でのアーチファクト低減

Reduction of Artifacts in Fluorescence Correlation Spectroscopy Due to Sample Adsorption on Optical Glass Surfaces

著者 (6件)： TURNER Daniel K. (Bradley Univ., Illinois, USA) ,  WAYMAN Ashley E. (Bradley Univ., Illinois, USA) ,  ROLANDO Chelsey N. (Bradley Univ., Illinois, USA) ,  DANDE Prasad (Baxter Healthcare Corp., Illinois, USA) ,  CARTER Phillip W. (Baxter Healthcare Corp., Illinois, USA) ,  REMSEN Edward E. (Bradley Univ., Illinois, USA)
資料名： Applied Spectroscopy  (Applied Spectroscopy)
巻： 67  号： 6  ページ： 692-698  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： A0429A  ISSN： 0003-7028  CODEN： APSPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光相関分光法によって生物学的物質及び合成物質の溶液挙動を特性化する目的で,蛍光相関分光法のためのポリ(エチレングリコール)(PEG)官能化光学ガラス表面を調製し,その適用性を調べた。単一分子レベルで分子を調べることができる能力は科学的にメリットがあるが,要求されたナノモル濃度での測定についてはなお挑戦課題とされている。本研究では試料吸着を低減させるためにPEG鎖で官能化したガラスセル表面を調製した。耐吸着性を示す光学表面を得るため,酸でカバーガラスをエッチングしてPEG-750またはPEG-5000と反応させた。PEG化カバーガラス上のナイルレッド付加Triton X-100ミセル,Alexa Fluor 555標識化蛋白質,ウシ血清アルブミン,脂質化ウシ血清アルブミン,蒸着低分子量染料の蛍光相関分光データから,多くの試験物質についてPEG-5000官能化カバーガラスでは試料吸着による測定アーチファクトが減少し,PEG-750官能化カバーガラスよりも吸着抑制が効果的なことが分かった。

シソーラス用語： *蛍光分光法 ,  *アーチファクト ,  *光学ガラス ,  *ポリエチレンオキシド ,  *表面処理 ,  板ガラス ,  吸着平衡 ,  表面反応 ,  エッチング ,  官能化 ,  化学修飾 ,  鎖長効果 ,  分子量 ,  依存性 ,  Triton X-100 ,  発色団 ,  拡散係数 ,  血清アルブミン ,  染料 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： *アーチファクト低減 ,  ウシ血清アルブミン ,  カバーガラス ,  フルオロホア ,  *ポリエチレングリコール ,  *蛍光相関分光法 ,  分子量依存性

分類 (3件)： 分光法と分光計一般  (BD07041Q) ,  実験操作・装置(化学一般)  (CA02000Q) ,  ポリエーテル  (YH07050T)

物質索引 (1件)： ローダミンB

タイトルに関連する用語 (5件)： 光学ガラス ,  試料 ,  吸着 ,  蛍光相関分光法 ,  アーチファクト低減