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J-GLOBAL ID:201302264787483773   整理番号:13A1588926

メロペネムの固形状態安定性研究 分光学的分析に基づく解決法

Solid-state stability study of meropenem - solutions based on spectrophotometric analysis
著者 (6件):
資料名:
巻:号: June  ページ: 7:98 (WEB ONLY)  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: U7034A  ISSN: 1752-153X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:β-ラクタム抗生物質は,細菌感染症の治療に用いられている化学療法薬の最も多いグループのままである。しかしながら,それらの化学的不安定性のため,経口薬物療法薬としてのそれらの応用の可能性は,しばしば制限され,このため,適した非破壊的分析法を用いることが重要である。こんため,β-ラクタム類似体のような不安定な薬剤を分析するため,溶液への変換を必要としないか,薬剤分析に対し現在の環境にやさしい方法に従った溶媒を用いない,迅速で,信頼できる分析方法の応用が必要である。この研究は,安定性試験中の固相状態でのメロペネムの変化を評価するための分析方法を開発することを主な目的にした。結果:メロペネムのUV,FT-IRおよびラマンスペクトルを,固相状態安定性試験中に記録した。最適な分子ジオメトリー,調和振動数,赤外強度およびラマン散乱活性を,6-31G(d,p)基礎セットにより密度関数理論(DFT/B3LYP法)に従い計算した。観察とスケールした波数値の間の差は小さいため,FT-IRおよびラマンスペクトルの詳細な解釈が,メロペネムの非分解と分解試料に対し可能であった。メロペネムと環を含む分解産物のスペクトルのオーバーラップの問題は,メロペネムの水溶液のゼロオーダースペクトルの最初の誘導振幅値の変化の測定により解決した。また,分子静電電位(MEP),フロント分子軌道(FMOs)および最高被占軌道(HOMO)と最低非被占軌道(LUMO)の間のギャップ電位を測定した。結論:この研究所見に基づき,メロペネムの固相安定性研究に対し,量子化学計算により支持される,時間の節約になる,信頼できる分光学的分析法を用い可能であると考えられる。この研究のため開発した方法は,推奨されているクロマトグラフィー法の代わりになる,不安定な薬剤の薬剤分析に対し新しい,環境にやさしい解決方法になる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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薬物の分析  ,  抗細菌薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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