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J-GLOBAL ID：201302264823007070   整理番号：13A1695343

福島第一原子力発電所から放出された放射性ヨウ素同位体比の推定

Estimation of isotopic of radioactive iodine released from Fukushima Daiichi NPP accident

著者 (6件)： 三宅泰斗 (東大 大学院工学系研究科) ,  松崎浩之 (東大 大学院工学系研究科) ,  藤原健 (東大 大学院工学系研究科) ,  斉藤拓巳 (東大 大学院工学系研究科) ,  山形武靖 (日本大 理) ,  本多真紀 (日本大 大学院総合基礎化学研究科)
資料名： 放射線  (Ionizing Radiation)
巻： 39  号： 1  ページ： 31-35  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： S0997A  ISSN： 0285-3604  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所周囲の土壌で,ヨウ素が31すでに測定されたものについて,土壌中のヨウ素129を加速器質量分析で測定し,同位体比を推定し,事故当初のヨウ素131の分布を再構築した。ヨウ素131とヨウ素129の値は良い相関を示し,事故前のバックグラウンドを考慮して,2011年3月11日時点の放射性ヨウ素の同位体比を求めると,24.±5.1になった。この結果より,ヨウ素129は事故当初のヨウ素131の分布の再構築に有用であると考えられるが,同位体比のばらつきが大きかった。

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  発電所 ,  *ヨウ素同位体 ,  同位体存在比 ,  ヨウ素131 ,  環境放射線 ,  *放射能汚染 ,  福島第一原子力発電所 ,  *ヨウ素129 ,  東電福島第一原子力発電所事故 ,  放射性同位体
準シソーラス用語： 福島原発事故

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (9件)：

• PRISYAZHNIUK, A. Lancet. 1991, 338, 1334-1335
• KAZAKOV, V. S. Nature. 1992, 359, 21
• UNSCEAR. Sources and effects of ionizing radiation. 2000, 2
• MICHEL, R. Science of the Total Environment. 2005, 340, 35-55
• FUJIWARA, T. Journal of Environmental Radioactivity. 2012, 113, 37-44

タイトルに関連する用語 (5件)： 福島第一原子力発電所 ,  放出 ,  放射性ヨウ素 ,  同位体比 ,  推定