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J-GLOBAL ID：201302264830546032   整理番号：13A1692756

BeCH₂: 最も単純な金属カルベン 高水準理論

BeCH₂: The Simplest Metal Carbene. High Levels of Theory

著者 (4件)： QIU Yudong (Univ. Georgia, Georgia, USA) ,  SOKOLOV Alexander Yu. (Univ. Georgia, Georgia, USA) ,  YAMAGUCHI Yukio (Univ. Georgia, Georgia, USA) ,  SCHAEFER Henry F., III. (Univ. Georgia, Georgia, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 38  ページ： 9266-9273  発行年： 2013年09月26日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベリリウムカルベン化物(BeCH₂)について高水準の量子化学計算で構造とエネルギー状態を調べた。エネルギー計算にはCCSDTQ,CASSCF,MICISDなどの分子軌道法を用い,さらにCCSD(T)法による二次振動摂動法(VPT2)で基準振動を計算した。基底状態のBeCH₂(³B₁)は,既に検出されている異性体であるHBeCH(³Σ^-,直線状構造)に比べて4.9kcal・mol^-1安定であり,46.1kcal・mol^-1上に位置する遷移状態(³A′′)を経由して互いに異性化可能であった。BeCH₂の励起状態として¹B₁および¹A₁は,各々基底状態に比べ4.9および16.8kcal・mol^-1高エネルギー(MRCISD+Q計算)であった。BeCH₂の実験的確認が待たれる。

シソーラス用語： *カルベン ,  *ベリリウム化合物 ,  *有機金属化合物 ,  CCSD/T法 ,  CASSCF法 ,  ab initio MO法 ,  配置間相互作用法 ,  摂動法 ,  基準振動 ,  基底状態 ,  遷移状態 ,  分子構造 ,  核間距離 ,  遷移エネルギー ,  基底関数系 ,  *分子エネルギー準位
準シソーラス用語： CISD法 ,  *有機ベリリウム化合物 ,  *量子化学計算

分類 (2件)： 有機第1族・有機第2族元素化合物  (CF09020Y) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (2件)： メチレンベリリウム ,  ベリリウムカルベン

タイトルに関連する用語 (2件)： カルベン ,  理論