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J-GLOBAL ID:201302264890304763   整理番号:13A1300563

廃水とバイオソリッド処理プロセスにおけるトリクロカルバン,トリクロサンとメチルトリクロサンの動態

Fate of Triclocarban, Triclosan and Methyltriclosan during wastewater and biosolids treatment processes
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巻: 47  号: 13  ページ: 4519-4527  発行年: 2013年09月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トリクロカルバン(TCC)とトリクロサン(TCS)は,家庭用品とパーソナルケア製品に存在する2つの抗菌性化合物である。メチルトリクロサン(MeTCS)は,好気性条件下で生成したTCSの微生物分解生成物である。TCCとTCSは廃水処理施設(WWTP)に排出され,ここでこれらは主に固体に濃縮されて液体から除去される。本研究は,米国の単一の大きなWWTP内の固相と共に液相(溶存+粒子)中のTCC,TCSとMeTCS濃度の調査を報告した。全TCCとTCS濃度は>97%まで低下し,TCCの約79%とTCSの64%が固体に移動した。液相からの最高のTCCとTCS除去速度は,主に固体の収着と沈降による一次処理で達成された。TCCの物質収支は,TCCレベルは二次処理(活性スラッジプロセス)では不変を保持し,そして約18%の低下が硝化-脱窒素プロセスを通して観測されたことを示した。一方,TCSレベルは,両プロセス(二次と硝化-脱窒素)で,それぞれ10.4と22.6%まで低下した。TCSレベルの低下は,二次と硝化-脱窒素プロセスにおける観測されたMeTCSの高レベルと関連し,TCSの生体内変化の証拠を提供した。TCCとTCSの溶存相濃度は,濾過と殺菌中は一定を保持していた。TCCとTCS最高スラッジ濃度は,一次スラッジ(TCCが13.1±0.9μgg-1乾燥重量とTCSが20.3±0.9μgg-1乾燥重量)で分析されたが,MeTCSでは,最高濃度は二次スラッジ(0.25±0.04μgg-1乾燥重量)で分析された。それぞれTCC,TCSとMeTCS濃度の4.15±0.77;5.37±0.97と0.058±0.003kgd-1が,スラッジと共にWWTPから離され,0.13±0.01;0.24±0.07と0.021±0.002kgd-1が排水共に排出されていた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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下水・廃水処理施設  ,  その他の汚染原因物質 

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