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J-GLOBAL ID:201302264916594978   整理番号:13A0992801

ブルーベリー果実の灰色かび病のポストハーベスト防除のための二酸化硫黄処理の最適時間および濃度条件の検証

Determination of optimal sulfur dioxide time and concentration product for postharvest control of gray mold of blueberry fruit
著者 (3件):
資料名:
巻: 83  ページ: 40-46  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ハイブッシュ系ブルーベリー(Vaccinum spp.)はチリの主要な輸出果物であり,0°Cで冷凍してアジア,ヨーロッパおよびアメリカの市場へ海上輸送で15日以上をかけて送られる。そのため,Botrytis cinereaによる灰色かび病が重大な経済的損失を招く。そこで,灰色かび病防除に対する各濃度×時間(Ct)の二酸化硫黄(SO2)処理の有効性を実験室内で実験して果実を冷凍する前に検証をおこなった。なお,SO2処理はパレット規模での燻蒸法により,品種「Brigitta」,「Legacy」,「Liberty」および「O’Neal」に対しておこなった。「Brigitta」および「Liberty」の果実では,発病率が無処理果では97.2~97.5%であったが,Ct400(μL/L)hのSO2処理果では7.9%~6.1%減少した。実験室内条件下でのSO2処理のCt条件と発病率との関係は,指数モデルで最もよく説明することができ,決定係数(R2)は0.88~0.96であった。EC90の推定値は245~400(μL/L)hであり,パレット規模での燻蒸により最も高い防除効果が得られる最低限のSO2処理のCt条件は250~350(μL/L)hが妥当であった。なお,本試験のCt条件では外観上のSO2の薬害は認められなかった。したがって,SO2燻蒸処理はブルーベリー灰星病のリスク軽減技術として有効かつ実用的であることがわかった。また,今後はチリの主な輸出市場においてブルーベリーへの本処理利用の申請に取り組むべきと考えた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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果実とその加工品  ,  果樹  ,  菌類による植物病害  ,  化学的防除  ,  微生物に対する農薬 

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