文献
J-GLOBAL ID:201302264966789354   整理番号:13A1717398

~溶かしにくいものを溶かし,混ぜにくいものを混ぜる~分散技術のトレンド・テクニック ナノ粒子の表面処理技術の選択と処理による分散安定性とその応用

著者 (1件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 39-43  発行年: 2013年08月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナノ粒子を有機溶媒や有機ポリマーに分散させるにはマトリクスとの親和性を向上させる表面化学修飾とシェアをかけて分散させる機械的分散処理を併用するのが好ましい。湿式ジェットミルによる機械的分散処理とシランカップリング剤を用いた酸化物ナノ粒子の表面修飾について紹介した。湿式ジェットミルの特徴は分散性が高く,処理時間が短く済み,粒子表面を破壊しにくいため安定分散ができる点である。粒子同士の衝突時の圧力は100~200MPa程度である。シランカップリング剤の基本構造はRn-Si-X4-nで表される(X:加水分解基)。有機官能基とSi原子が直接結合した構造を有しており,この部分がマトリクスとの濡れ性を向上させる。粒子表面と結合できる部位は加水分解基側である。表面化学修飾を行う方法にはそのまま処理する乾式法と湿式法の2つの方法がある。マトリクスと馴染みの良い官能基を有するカップリング剤で処理することが大切である。カップリング剤の添加量の目安は理論最小被覆面積から計算できる。ナノ粒子分散塗料の作製を行った。表面処理を適切としなかった分散不足の塗料と比較した。外観と透過率を比較した。表面処理は分散における非常に重要なファクターであることがわかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般 
引用文献 (6件):
もっと見る

前のページに戻る