抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ガラス状エポキシ重合体における非線形粘弾性緩和過程を開示するために’応力記憶’実験を設計した。この応力記憶実験は(1)降伏前,降伏又は降伏後状態への一定歪速度一軸負荷,(2)同じ歪速度でのゼロ応力までの除荷,(3)一定歪の保持及び(4)最初に応力が極大まで増大し次いで歪に対する平衡値まで緩和する,引き続く応力記憶応答の観察,から成る。これはKovacs(Fortschr Hochpolym Forsch,3,394,1964)による古典的な体積記憶実験に類似する。応力記憶応答は線形粘弾性によっては予測できない負荷/除荷歪速度に対する強い依存性を示し,従来の非線形構成モデルに対する重要な異議を提供した。最近開発された統計的構成モデル(J Rheol,57(3),949,2013)は応力記憶応答に及ぼす歪速度の影響を定性的に予測する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.