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J-GLOBAL ID:201302265005930004   整理番号:13A0855273

コリンアセタートはAOT逆ミセル中におけるCandida rogusaリパーゼの触媒パフォーマンスを増強する

Choline acetate enhanced the catalytic performance of Candida rogusa lipase in AOT reverse micelles
著者 (9件):
資料名:
巻: 105  ページ: 81-86  発行年: 2013年05月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コリンアセタートは普遍的なアニオンとカオス的カチオンからなるイオン液体である。Hofmeister系列に従えば,普遍的アニオンないしカオス的カチオンは酵素を安定化することができ,したがって酵素の触媒活性の保持を可能にする。本研究では,AOT/水/イソオクタン逆ミセルにおけるリパーゼの活性と安定性に対するコリンアセタートの影響について報告する。指示反応として4-ニトロフェニルブチラートのリパーゼ触媒加水分解反応を用いた。その結果,低レベルのコリンアセタートはAOT逆ミセルのミクロ構造には影響せず,リパーゼの触媒能を改善した。蛍光スペクトルから高レベルのコリンアセタートはリパーゼの立体配座に影響し,その活性はおもに水の求核性に対するコリンアセタートの影響に由来することが分かった。赤外スペクトルからはコリンアセタートが水で囲まれたリパーゼとより強い水素結合を形成し,その結果,エステルのリパーゼ触媒による加水分解活性が増大することを示した。AOT逆ミセル中におけるリパーゼの安定性に関する研究から,イオン液体がある程度まではリパーゼの活性を保持することが可能であることを示唆した。コリンアセタートの効果はHofmeister系列からの予測と一致した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ミセル  ,  融解塩  ,  酵素の応用関連 

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