抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国内のアルミニウム合金板消費の40%を占める飲料缶用材料について缶胴(ボディ)部分とスチール缶にも用いられる缶蓋(エンド)部分に分けて改良や開発の取り組みを解説した。缶エンド材として当初は5000系合金の5052合金が採用されたが,現在ではAl-Mg-Mn系の5182合金が主流となっていると述べた。高強度化,高成形性の検討,面内異方性の制御,対食性・応力腐食割れ性への対応,化合物粒子の制御および熱間加工性の向上検討を示した。缶ボディ材について3004合金を基本として薄肉軽量化と高速成形性に対応した缶材開発を行ったと述べ,固溶析出制御による高強度・高成形性の検討,耳部分を小さくするための研究や面内異方性制御の結果を示した。