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J-GLOBAL ID：201302265087168334   整理番号：13A0763375

エンフルラン・・アセトン錯体の赤外スペクトルにおける異常な強度変化の特性

On the nature of unusual intensity changes in the infrared spectra of the enflurane...acetone complexes

著者 (3件)： ZIERKIEWICZ Wiktor (Wroclaw Univ. Technol., Wroclaw, POL) ,  ZALESNY Robert (Wroclaw Univ. Technol., Wroclaw, POL) ,  HOBZA Pavel (Inst. of Organic Chemistry and Biochemistry, Acad. of Sci. of the Czech Republic, Praha, CZE)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 16  ページ： 6001-6007  発行年： 2013年04月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,エンフルラン-アセトン水素結合錯体の赤外スペクトルが青方偏移することがZierkiewicz等により報告(J.Phys.Chem.A Vol.115,p.11362-(2011))されている。エンフルランは,ν(C-H)バンドの赤外吸収強度の減少と増大を伴う,青方偏移するC-HO水素結合のため興味が持たれている。そこでエンフルランアセトン錯体の構造を,MP2/6-311++Gレベルにおける釣合(CP)補正勾配最適化法により調べた。得られた+15cm^-1および+17cm^-1の青方偏移の値は実験観察と良好に一致した。エンフルランのCH伸縮基準モードに沿った双極子モーメント成分から派生する交換-相関汎関数の中で,M06-2Xのみが二つのν(C-H)伸縮振動の相対IR強度を正確に予測した。一方,この方法はν(C4-H12)伸縮振動に対する青方偏移を著しく過大評価した。分散結合錯体の安定性を記述する限りでは,M06-2Xは最も正確な汎関数であることを述べた。

シソーラス用語： 錯体 ,  *強度 ,  *水素結合錯体 ,  *青方偏移 ,  *赤外吸収スペクトル ,  MP2法 ,  伸縮振動【分子】 ,  双極子モーメント ,  *密度汎関数法 ,  Kohn-Sham方程式 ,  汎関数 ,  脂肪族ケトン ,  エーテル ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： B3LYP ,  BLYP

分類 (3件)： その他の物理分析  (CC03014E) ,  錯体の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06034J) ,  脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P)

物質索引 (2件)： アセトン ,  エンフルラン

タイトルに関連する用語 (5件)： エンフルラン ,  アセトン ,  錯体 ,  赤外スペクトル ,  強度変化