抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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石油貯留層熱的性質は,蒸気圧入坑井井熱伝達で重要な役割を果たすだけではなく,貯留層の石油飽和率を評価するための基本的パラメータでもある。本研究では,石油貯留層熱的性質を推定するために,蒸気圧入の目新しい熱と物質移動モデルが初めて確立され,このモデルにより,掘削孔-形成と併せて,掘削孔-貯留層の熱と物質移動の完全な分析ができるようになり,そしてモデルによりシミュレーションされた結果は,検層データとかなり一致していた。そして本研究は,温度検層データを通して石油貯留層熱的性質を推定に関する有効な反転法を提示した。本方法は,蒸気圧入坑井での熱伝達モデルに基づき,推計的な近似法としての熱的性質を予測するのに使用できる。反転法が2つの蒸気圧入坑井の貯留層熱的性質の推定に使用され,2つの坑井の熱伝導率の相対誤差が2.9%と6.5%で,定積比熱容量の相対誤差が6.7%と7.0%であることが明らかになり,貯留層熱的性質の推定に関して提案方法の実現可能性が実証された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.