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J-GLOBAL ID：201302265241109672   整理番号：13A1820150

キラルアミノ酸合成のための新規不均一触媒:キラルサレン錯体を持った有機樹脂の機能化

New heterogeneous catalysts for the synthesis of chiral amino acids: Functionalization of organic resins with chiral salen complexes

著者 (5件)： ESTEVES M.a. (LNEG, Estrada do Paco do Lumiar, 1649-038 Lisboa, PRT) ,  GIGANTE B. (LNEG, Estrada do Paco do Lumiar, 1649-038 Lisboa, PRT) ,  SANTOS C. (ASAE, LSA-LFQ, Estrada do Paco do Lumiar, 1649-038 Lisboa, PRT) ,  GUERREIRO A.m. (ASAE, LSA-LFQ, Estrada do Paco do Lumiar, 1649-038 Lisboa, PRT) ,  BALEIZAO C. (CQFM-Centro de Quimica-Fisica Molecular and IN-Institute of Nanoscience and Nanotechnology, Instituto Superior ...)
資料名： Catalysis Today  (Catalysis Today)
巻： 218-219  ページ： 65-69  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： T0363A  ISSN： 0920-5861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4つの新しい不均一触媒をポリスチレンにバナジウム(V)及びアルミニウム(III)サレン錯体を共有結合させることで,具体的には,Merrifield及びJanda Jel樹脂を合成した。この固体触媒は分析技術及び分光分析技術で特性化を図り,N-ベンジルベンジルイミンに(TMSCNからその場生成した)シアン化水素の不斉付加(Strecker型反応)でテストした。不均一バナジウム(V)触媒は対応する均一系として比較したAl(III)触媒よりも効率的であることが分かった。バナジウム(V)不均一触媒の活性は対照の均一系に似ている(触媒を10モル%用いた-40°Cで4時間反応後)が,エナンチオマ過剰率は対応する均一系僅かに劣ることが分かった。Janda-V(V)不均一触媒は転化率及びエナンチオ選択性で大きな損失なしに3回までは簡単なろ過で再利用が可能であることが分かった。これは不均一サレン触媒を用いたStrecker反応による不斉アミノ酸の合成に関する最初の研究である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *光学異性 ,  *アミノ酸 ,  *不均一系反応 ,  触媒反応 ,  *Schiff塩基錯体 ,  配位子効果 ,  不斉合成 ,  付加反応 ,  触媒調製 ,  共有結合 ,  アルミニウム ,  バナジウム ,  ポリスチレン ,  シアン化水素 ,  触媒活性 ,  再利用 ,  選択性 ,  求核付加反応 ,  縮合反応 ,  ICP分析 ,  ガスクロマトグラフィー ,  FTIR分光法
準シソーラス用語： Strecker反応 ,  エナンチオマ過剰率 ,  *サレン錯体

分類 (4件)： 転位反応,異性化  (CF02070E) ,  触媒操作  (XE01050T) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

物質索引 (1件)： N-ベンジリデンベンジルアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： キラルアミノ酸 ,  不均一触媒 ,  キラル ,  サレン錯体 ,  有機樹脂