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J-GLOBAL ID：201302265299515379   整理番号：13A1458552

カーボンナノチューブ上でのシクロヘキサンの接触酸化に関する機構論的洞察:速度論的ならびにその場分光学的証拠

Mechanistic Insight into the Catalytic Oxidation of Cyclohexane over Carbon Nanotubes: Kinetic and In Situ Spectroscopic Evidence

著者 (8件)： YANG Xixian (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  WANG Hongjuan (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  LI Jing (South China Agricultural Univ., Guangzhou, CHN) ,  ZHENG Wenxu (South China Agricultural Univ., Guangzhou, CHN) ,  XIANG Rong (Sun Yat-Sen Univ., Guangzhou, CHN) ,  TANG Zikang (Sun Yat-Sen Univ., Guangzhou, CHN) ,  YU Hao (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  PENG Feng (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 19  号： 30  ページ： 9818-9824  発行年： 2013年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNT)などのカーボンナノ物質は重要な有機化学反応,例えば炭化水素の酸化的脱水素反応,に対する金属を含まない触媒として注目されている。本研究では溶液中,CNTを用いた酸素分子によるシクロヘキサンの酸化反応の機構を反応速度解析,その場分光分析(FTIR)ならびに密度汎関数法計算により調べた。その結果,CNTの触媒効果は,CNT固体と液体界面でのグラフェン骨格とラジカルの弱い相互作用に由来することが分かった。この相互作用により,これらのラジカルはCNT表面に束縛され,ラジカルとCNTの間の電荷移動が容易に起こるようになり,その結果,ケージ反応の効率が増大し,対応するケトン(C₆H₁₀=O)とアルコール(C₆H₁₁OH)が生成することを示した。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *接触酸化 ,  *シクロアルカン ,  反応速度 ,  FTIR分光法 ,  電荷移動 ,  密度汎関数法 ,  *反応機構

分類 (4件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  シクロヘキサン系  (CF04050W) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： シクロヘキサン

タイトルに関連する用語 (7件)： カーボンナノチューブ ,  シクロヘキサン ,  接触酸化 ,  洞察 ,  速度論 ,  分光学 ,  証拠