文献
J-GLOBAL ID:201302265343275712   整理番号:13A0661448

<μm~nmのヒドロキシアパタイト-ムライト溶離物粒子で処理された骨芽細胞に於ける遺伝子発現

Gene expression in osteoblast cells treated with submicron to nanometer hydroxyapatite-mullite eluate particles
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 891-908  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: T0291A  ISSN: 0885-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本検討では,ヒト骨芽細胞系(hFOB)に於ける定量的な実時間遺伝子発現による細胞毒性,アポトーシス,アポトーシスの遺伝学表現,そして骨細胞分化マーカに及ぼす定量化細胞系<μm~nmヒドロキシアパタイト-ムライト(HM)複合材料曝露の濃度および時間依存性影響を検討する試みを行った。特に,L929細胞へのヒドロキシアパタイト20wt%ムライト(H20M)モノ/サブμm溶離物の遺伝子毒性と細胞毒性に関する以前の検討に続いて,本検討は,Bel-2遺伝子ファミリーおよび骨細胞特異的マーカのcbfa,OCN(オステオカルシン)とCOL1(コラーゲンタイプ1)の分子動力学に焦点を合わせた。実験結果から,H20M溶離物に曝露したhFOB細胞はアポトーシス細胞死を減らし,アポトーシスおよび骨細胞マーカの発現を上方制御していた。本検討は,H20M複合材料の溶離物が用量/時間依存性の壊死性hFOB死を誘発する,ことを実証した。H20M処理細胞のアポトーシス細胞数は,hFOB細胞へのH20M濃度および処置時間を増やすと共に増加していた。他方で,壊死性細胞数は,H20M処置時間および濃度を増やすと共に減少していた。更に興味深いことに,50%溶離物濃度が最適濃度であった。50%濃度以上ではおよび以下では,H20M溶離物処理は,Bcl-2および骨細胞マーカを夫々上方および下方制御していた。また,ムライト相はアポトーシス細胞死を引き起こさない,ことも明らかであった。本発見は,H20MによるhFOBを処理後に壊死性細胞数が減少し,一方でアポトーシス細胞数は増加し,また前アポプトーシス/抗アポトーシスの数の比率が減少している,事実と関連させることができた。更に,骨細胞分化のキィマーカはまた新規な<μm~nmのバイオセラミック溶離物の処理により上方制御していた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  合成鉱物  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現  ,  細胞・組織培養法 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る