文献

J-GLOBAL ID：201302265385547550   整理番号：13A0008673

Lactobacillus pentosus var.plantarum C29はマウスのスコポラミン誘導記憶欠損を保護する

Lactobacillus pentosus var. plantarum C29 protects scopolamine-induced memory deficit in mice

著者 (5件)： JUNG I.-H. (Kyung Hee Univertisy, Seoul, KOR) ,  JUNG M.-A. (Kyung Hee Univertisy, Seoul, KOR) ,  KIM E.-J. (Kyung Hee Univertisy, Seoul, KOR) ,  HAN M.J. (Kyung Hee Univertisy, Seoul, KOR) ,  KIM D.-H. (Kyung Hee Univertisy, Seoul, KOR)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 113  号： 6  ページ： 1498-1506  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 予備的研究において,キムチ,特にそれの上澄液は受動回避テストにおいてスコポラミン誘導マウス記憶欠損を保護することを見出した。それゆえに,キムチの上澄液から乳酸菌を単離し,マウスのスコポラミン誘導記憶欠損に対するこれらの保護作用を評価した。その結果,中国キャベツキムチから単離した乳酸菌C29株はマウスのスコポラミン誘導記憶欠損を強く保護することを見出した。16S rDNA配列による系統発生解析,G+C含量及び生化学分析により,C29株をL.pentosus var.plantarum C29として同定した。C29(10log CFU/マウス経口投与)はスコポラミンにより低減された海馬BDNF及びp-CREB発現を保護することを見出した。これらの結果から,L.pentosus var.plantarum C29はスコポラミン誘導記憶欠損及びBDNF発現低下を保護することを示した。

シソーラス用語： キムチ ,  乳酸菌 ,  病態モデル ,  マウス ,  抗コリン作動薬 ,  トド ,  *記憶障害 ,  *保護作用 ,  生物分類 ,  DNA【核酸】 ,  ヌクレオチド配列 ,  種差 ,  相同性 ,  系統発生 ,  系統樹 ,  CRE結合タンパク質 ,  *プロバイオティクス ,  経口投与 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  トロパンアルカロイド ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  16S rDNA ,  *Lactobacillus pentosus ,  *ラクトバシラス属 ,  ネズミ亜目 ,  *微生物 ,  *細菌
準シソーラス用語： *乳酸桿菌属 ,  BDNF ,  短期記憶欠損

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： スコポラミン

タイトルに関連する用語 (5件)： Lactobacillus ,  マウス ,  スコポラミン ,  誘導 ,  欠損