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J-GLOBAL ID：201302265387790185   整理番号：13A1291007

ものづくりとEMC セイコーエプソン株式会社 情報機器とウェアラブル機器のEMC

著者 (4件)： 井上明 (セイコーエプソン) ,  浜範夫 (セイコーエプソン) ,  北原一弘 (セイコーエプソン) ,  竹内紳 (セイコーエプソン)
資料名： 電磁環境工学情報EMC  (月刊EMC)
巻： 26  号： 4  ページ： 13-22  発行年： 2013年08月05日 
JST資料番号： L0077A  ISSN： 0916-2275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セイコーエプソン(株)の時計から始まって,インクジェットプリンタ,プロジェクタなどの情報機器と,水晶・半導体・液晶などの素子およびこれらの複合した精密機器へ発展した技術の系譜を述べた。素子を使う携帯機器の多くが無線通信機能を持つため,機器そのものから発生する電磁場が機能を妨害した。この妨害波の包絡線検波振幅がある閾値を越える時間確率APD(電圧振幅確率分布)を素子の評価指数として導入した。このAPDをもとに,配線パターンや部品配置の変更,信号伝送方法を再検討して雑音発生を低減した。ウオッチ型無線機器では,人体への影響(腕の誘電率や受信時の腕の位置)も考慮した。GPS機能を備えたランニング機器やHMDでは,走行時間,位置,標高などを記録し,使用後にPCにデータ伝送し健康管理などに利用している。EMCの試験設備,規格,技術の社内横断的な水平展開と教育についても言及した。

シソーラス用語： *情報装置 ,  *携帯型 ,  *電磁干渉 ,  液晶ディスプレイ ,  携帯電話 ,  *無線伝送 ,  *妨害成分 ,  雑音指数 ,  電磁両立性
準シソーラス用語： EMC【電磁干渉】 ,  雑音レベル

分類 (2件)： 雑音一般  (ND04010J) ,  無線通信一般  (ND08010L)

引用文献 (2件)：

• 1)CISPR 16-2-3:APD測定法
• 2)風間智:APDを用いたモバイル機器の自家中毒問題評価手法,EMCシンポジウムIIDA 2017,pp28-33

タイトルに関連する用語 (4件)： ものづくり ,  EMC ,  情報機器 ,  ウェアラブル機器