文献

J-GLOBAL ID：201302265441186167   整理番号：13A1300889

ポリアミド-Ag₂Sに基づいた太陽エネルギー吸収体表面の合成と性質

Synthesis and properties of polyamide-Ag₂S composite based solar energy absorber surfaces

著者 (2件)： KRYLOVA Valentina (Dep. of Inorganic Chemistry, Kaunas Univ. of Technol., Radvilenu st. 19, LT-50254 Kaunas, LTU) ,  BALTRUSAITIS Jonas (PhotoCatalytic Synthesis Group, MESA+ Inst. for Nanotechnology, Fac. of Sci. and Technol., Univ. of Twente, Meander ...)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 282  ページ： 552-560  発行年： 2013年10月01日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高効率な太陽光吸収体である硫化銀(Ag₂S)を,AgNO₃とNa₂S₂O₃の間の溶液相反応を介した変形化学浴堆積(CBD)法とホスト材料としてのポリアミド6(PA)を用いて合成した。X線回折(XRD)データはα-Ag₂S単結晶相の存在を示し,一方,X線光電子分光(XPS)とエネルギー分散(EDS)分光を用いてなされた表面とバルクの化学分析は2:1のAg:S比を示した。Taucプロットから得られた直接及び間接バンドギャップはそれぞれ1.3eVと2.3eVであった。詳細な表面化学分析はAg₂S化学結合による多数成分と2つのタイプの酸素-硫黄結合による少数成分と共に3つの異なった硫黄種の存在を示した。得られた複合材料の伝導率は反応時間と共に変化し,そうすることで伝導度を制御した複合材料を得ることが可能なことを示した。ここで報告した合成法はAg₂Sの低溶解度に基づいており,母材の外側で核形成したすべてのAg₂SはHNO₃への溶解を介してプロセス中でリサイクル可能であるので,環境に優しく,副産物も出さない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリアミド ,  *硫化銀 ,  *太陽光 ,  *吸収体 ,  硝酸銀 ,  析出 ,  X線回折分析 ,  X線光電子スペクトル ,  *単結晶 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  *集光器 ,  複合膜 ,  *マトリックス効果 ,  太陽エネルギー ,  化合物半導体 ,  光学定数 ,  光学ギャップ
準シソーラス用語： *化学浴堆積

分類 (3件)： 太陽エネルギー利用機器  (QE05020H) ,  半導体の結晶成長  (BK13040X) ,  高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリアミド ,  Ag2S ,  太陽エネルギー ,  体表面 ,  性質