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J-GLOBAL ID:201302265470254791   整理番号:13A1867776

ワイン中のフタル酸ジブチル測定のためのフローインジェクション化学ルミネセンス分析による迅速・高感度法

A rapid and sensitive method for the determination of dibutyl phthalate in wine by flow-injection chemiluminescence analysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 226-231  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: T0477A  ISSN: 0889-1575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報で初めて,フローインジェクション化学ルミネセンス(FI-CL)分析によるワイン中のピコグラムレベルのフタル酸ジブチル(DBP)測定のための感度の良い方法を示した。これはルミノール-ミオグロビン(Mb) CLシステムに対するDBPのクエンチング効果をベースにしている。CL強度の減少は,0.1-100pgmL-1レンジでDBP濃度の対数と線形比例しており,検出限界は0.03pgmL-1 (3σ)であった。流速2.0mLmin-1で,サンプリングと洗浄を含めDBPの完全測定は0.5分で完了するため,最大測定能力は1時間当たり120である。提示の方法はワイン,ヒト血清,尿試料におけるDBP測定に適用可能で,相対標準偏差(RSDs)は3.0% 以下である (n =5)。分子ドッキングの結果から,Mbのヘム部付近でDBPはアミノ酸残基と相互作用することが示された。ルミノール-Mb-DBP反応のCL機構は,MbとDBPが1:1の錯体として結合する(結合定数K =1.55×104 Lmol-1)ことでMbの配座転移が起こり,結果としてCL強度のクエンチングとなる,と思われる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ぶどう酒  ,  食品の分析  ,  錯体のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (5件):
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