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J-GLOBAL ID：201302265475815112   整理番号：13A0644792

次世代表現型解析: 遺伝子型-表現型関係および作物改良へのその関連性についての理解を深めるための必要条件および方法

Next-generation phenotyping: requirements and strategies for enhancing our understanding of genotype-phenotype relationships and its relevance to crop improvement

著者 (8件)： COBB Joshua N. (Cornell Univ., Dep. of Plant Breeding and Genetics, 14853, Ithaca, NY, USA) ,  COBB Joshua N. (Robert W. Holley Center for Agriculture and Health, United States Dep. of Agriculture-Agricultural Res. Serv., 14853 ...) ,  DECLERCK Genevieve (Cornell Univ., Dep. of Plant Breeding and Genetics, 14853, Ithaca, NY, USA) ,  GREENBERG Anthony (Cornell Univ., Dep. of Plant Breeding and Genetics, 14853, Ithaca, NY, USA) ,  GREENBERG Anthony (Cornell Univ., Dep. of Biological Statistics and Computational Biology, 14853, Ithaca, NY, USA) ,  CLARK Randy (Robert W. Holley Center for Agriculture and Health, United States Dep. of Agriculture-Agricultural Res. Serv., 14853 ...) ,  CLARK Randy (Cornell Univ., Dep. of Biological and Environmental Engineering, 14853, Ithaca, NY, USA) ,  MCCOUCH Susan (Cornell Univ., Dep. of Plant Breeding and Genetics, 14853, Ithaca, NY, USA)
資料名： Theoretical and Applied Genetics  (Theoretical and Applied Genetics)
巻： 126  号： 4  ページ： 867-887  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： D0382B  ISSN： 0040-5752  CODEN： THAGA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高解像連鎖マッピングや全ゲノム関連研究を可能にし,植物改良におけるゲノム選抜モデルを創出するためには,より正確で精密な表現型解析の方法が必要である。この枠組み内において,最新の表現型解析の目的は,生物学的機構の全てのレベルにおける表現型評価の正確性,精度および処理能力を増大させ,一方,自動化,リモートセンシング,データ統合の改良および実験計画法を通してコストを下げて省力化することである。1980年代と1990年代における遺伝子型解析を最適化する試みのように,今日の効果的な表現型解析の設計を主導するには,生物学,コンピュータ科学,統計およびエンジニアリングの専門家の多面的な協力を必要とする。細胞,器官や組織,発生時期,年度,環境,種および研究プログラムに渡って量的表現型変異に寄与する遺伝的因子が完全に揃ったものを解析するため,強固な表現型解析システムが必要である。次世代表現型解析は,以前よりもかなり多くのデータを生み出し,新しいデータ管理,アクセスおよび記憶システム,データ統合を容易にするオントロジー利用の増加,および実験計画法を強化し,環境や実験ノイズから生物学的に意味のあるシグナルを抽出するための新しい統計的手法が必要となる。妥当性を保証するため,効果的で情報価値のある表現型解析実験を実施するには,多様な遺伝資源,集団構造および目標となる環境集団にも精通している必要がある。今日,表現型解析は,遺伝解析やゲノム予測の能力を制約する主な使用上のボトルネックとして急速に浮かび上がってきている。次世代の量的遺伝学者や植物育種家の挑戦は,複雑な形質変異の遺伝的基礎を理解するのみならず,21世紀の作物品種を効果的に育成する知識を利用することである。Copyright 2013 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *解析 ,  遺伝学実験技術 ,  *作物育種 ,  量的形質遺伝子座 ,  データ管理 ,  実験計画法 ,  遺伝資源 ,  計算機科学 ,  統計学 ,  工学 ,  研究
準シソーラス用語： QTL【遺伝】 ,  エンジニアリング ,  ゲノム選抜 ,  コンピュータ科学 ,  遺伝子マッピング ,  遺伝子型解析 ,  学際的研究 ,  *表現型解析

分類 (2件)： 作物育種一般  (FC02010K) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 次世代 ,  表現型解析 ,  遺伝子型 ,  表現型 ,  作物 ,  関連性 ,  理解 ,  必要条件