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J-GLOBAL ID:201302265647287296   整理番号:13A0030734

高品質なものづくりを支える[外観検査システム]“良品とほぼ同じ”を検査する自動外観センサ「FIS-100」

著者 (1件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 31-35  発行年: 2013年01月01日 
JST資料番号: Z0577B  ISSN: 1346-1362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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目視検査の自動化を検討する際に「目視検査同等」が求められることが多いが,その実現は容易ではない。目視検査の自動化では,画像処理技術を駆使して特徴量を取得し,その特徴量が良品範囲に入っているかどうかを検査する方法が一般的である。しかし,特徴量は対象物の一側面を表すに過ぎず,特徴量が正しいから良品とはいえない。自動化した場合,設定したことしか検査しないため,目視検査であればすぐに気付くようなことが検査から漏れる可能性もある。一方でグローバル市場においては,厳しく外観を検査された高コストな製品は求められていない。そもそもクレームはクレームになるような不良品を,クレームだと感じる人が受け取ってはじめて発生するのであるが,海外では,日本人ほど几帳面でないことが多い。そこで,簡単な操作で「良品とほぼ同じかどうか」を検査する自動外観センサFFIS-100を開発した。この装置の外観検査ロジックは非常にシンプルであり「良品を登録し,良品と同じならばOK」というものである。ただ良品にはバラツキがあり,単純に比較するだけでは過剰検出は避けられないため,「ほぼ同じ」を実現するため,たくさんの良品をサンプリングするようにした。FFIS-100により,クレームに繋がるような欠陥は確実に検出でき,また良品との違いを定量化することで過剰品質もコントロールできる。自動検査の考え方を,クレームゼロ・過剰品質緩和・コストダウンに変えれば,目視検査の自動化は難しくない。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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品質検査  ,  パターン認識 

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