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J-GLOBAL ID：201302265718419806   整理番号：13A1085790

通常のLCによる農作物類中の親水性殺虫剤残留物のサンプル調製における危険な有機溶媒の減少

Reduction of Hazardous Organic Solvent in Sample Preparation for Hydrophilic Pesticide Residues in Agricultural Products with Conventional Liquid Chromatography

著者 (4件)： WATANABE Eiki (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  KOBARA Yuso (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  BABA Koji (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  EUN Heesoo (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 61  号： 20  ページ： 4792-4798  発行年： 2013年05月22日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品中の残留殺虫剤分析は食品中に残留物が最大許容残留限界値(MRLs)以下であることを確認することで,安全性を確実にするための手段である。従って,UV,ダイオードアレイ(DAD),要素選択検出器などの通常の検出器と結合した主要クロマトグラフ技術に基づいた残留殺虫剤分析の重要な発達が今日までに起こったことが世界的に認識されている。今までに,GC-MS,LC-MSおよびLC-MS/MS法が複合食品サンプル中の残留殺虫剤の分析では主流であったが,その理由は定性および定量情報の両方が同時に入手出来るからである。ここでは,通常のLCによる農作物中の親水性殺虫剤(アセタミプリド,クロチアニジン,ジノテフラン,フロニカミド,イミダクロプリド,メトミル,ピメトロジン,チアクロプリド,およびチアメトキサム)残留物のサンプル調製における危険な有機溶媒の減少について検討した。ここで開発した方法による測定は無視できるほど小さく,最適条件下では,ほとんどすべての試験殺虫剤の回収率は70~120%で満足する正確性であった(%CV<20%)。分析データは日本およびEUの殺虫剤残留分析のガイドラインに良く一致していた。提案手法による危険性有機溶媒の減少率は日本での権威ある参考法と比較して約70%であった。

シソーラス用語： *残留分析 ,  *食品衛生 ,  殺虫剤 ,  光検出 ,  *農作物 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  ニトロアミン ,  脂肪酸 ,  カルバミド酸エステル ,  チオエステル
準シソーラス用語： ダイオードアレイ検出 ,  *親水性殺虫剤

分類 (3件)： 園芸食品一般  (FJ11010D) ,  食品衛生一般  (FJ01051H) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (9件)： アセタミプリド ,  イミダクロプリド ,  クロチアニジン ,  ジノテフラン ,  チアクロプリド ,  チアメトキサム ,  ピメトロジン ,  フロニカミド ,  メトミル

タイトルに関連する用語 (6件)： 農作物 ,  親水性 ,  殺虫剤 ,  残留物 ,  サンプル調製 ,  有機溶媒