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J-GLOBAL ID:201302265784483540   整理番号:13A0870026

PC12細胞におけるo,p’-DDDによる細胞毒性のエナンチオ選択的誘発:POPs代謝産物のリスク評価におけるキラリティーの意義

Enantioselective Induction of Cytotoxicity by o,p′-DDD in PC12 Cells: Implications of Chirality in Risk Assessment of POPs Metabolites
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巻: 47  号:ページ: 3909-3917  発行年: 2013年04月16日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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残留性有機汚染物質(POPs)は,高い毒性と生物蓄積性があるため,その環境汚染が懸念されてる。POPsとキラリティとの関連は深く,例えば,残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約によって規制されたPOPsの12化合物のうち9化合物がキラル化合物である。POPsに属する農薬および難燃剤などの環境汚染に注目した報告は多いが,特に,POPsとその代謝産物のキラル性に焦点を当て,そのエナンチオ特異的な環境内挙動および健康リスクに関する報告は少ない。そこで,本報では,過去に殺虫剤として使用されていたo,p’-DDTのキラル代謝産物であるo,p’-DDDを,モデル化合物として選び,ラット細胞(PC12)におけるo,p’-DDDのエナンチオ選択的細胞毒性を,細胞アポトーシスおよび酸化ストレスとの関連によって評価した。その結果,R-(+)-o,p’-DDDが,酸化ストレスシスレムを選択的に阻害することによってアポトーシスを増加させ,Aven,Bid,CidebおよびTp53遺伝子の転写を制御することがわかった。また,環境中におけるo,p’-DDTからo,p’-DDDへの主な代謝過程は脱塩素であるが,立体障害のためR-(-)-o,p’-DDDからR-(+)-o,p’-DDDへの還元的脱塩素反応が有利なこと,および,より毒性のある構造は,o,p’-DDDおよびo,p’-DDTともR-エナンチオマであることがわかった。
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 

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