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J-GLOBAL ID:201302265878899766   整理番号:13A1143506

Guadalquivir川流域(南スペイン)の薬剤とそれらの活性代謝物のキラル液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法による多重残留エナンチオマー分析

Multi-residue enantiomeric analysis of pharmaceuticals and their active metabolites in the Guadalquivir River basin (South Spain) by chiral liquid chromatography coupled with tandem mass spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 405  号: 18  ページ: 5859-5873  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,表面水と廃水中の(鎮痛剤,精神治療薬,抗生物質,心臓血管薬,及びβ-拮抗剤を含む)18種のキラル薬剤とそれらの活性代謝物の多重残留エナンチオマーの同時プロファイリングのための液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法の開発と応用を明らかにする。このような多数の薬剤とそれらの代謝物を含むエナンチオマーの分析法の研究は,本研究がはじめてである。本研究で扱う薬剤のいくつか(チモロール,ベタキソロール,カラゾロール,及びクレンブテロール)は,環境マトリックスで今まで研究されていない。Guadalquivir川流域(南スペイン)の24ケ所のサンプリングサイトと5ケ所の廃水処理施設を含むモニタリングプログラムは,本研究で調べる薬剤のエナンチオマー組成が,化合物とサンプリングサイトに依存することを明らかにする。イブプロフェン,アテノロール,ソタロール,及びメトプロロールなどのいくつかの薬剤は,ラセミ混合物として頻繁に見出された。一方,フルオキセチン,プロプラノロール,及びアルブテロールは,1つのエナンチオマーに濃縮されることが見出された。同じキラル化合物の2つのエナンチオマーが異なる環境毒性を示すので,この結果は,環境関連で重要な意味を持つ。例えば,プロプラノロールは,S(-)-エナンチオマーによって濃縮され,R(+)-エナンチオマーよりもPimephales promelasへの毒性が大きいことが見出された。フルオキセチンは,S(+)-エナンチオマーによって濃縮され,これはR(-)-エナンチオマーよりもP.promelasへの毒性が大きいCopyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水中の汚染物質の各種分析  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (11件):
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引用文献 (24件):
  • Lees P, Hunter RP, Reeves PT, Toutain PL (2012) Pharmacokinetics and pharmacodynamics of stereoisomeric drugs with particular reference to bioequivalence determination. J Vet Pharmacol Ther 35(suppl 1):17-29
  • Kasprzyk-Hordern B (2010) Pharmacologically active compounds in the environment and their chirality. Chem Soc Rev 39(11):4466-4503
  • FDA’s policy statement for the development of new stereoisomeric drugs (1992) Chirality 4(5):338-340
  • Agency EM (1994) Investigation of chiral active substances. Available at: http://www.ema.europa.eu/docs/en_GB/document_library/Scientific_guideline/2009/09/WC500002816.pdf. Accessed 27 March 2011
  • Maier NM, Lindner W (2006) Stereoselective chromatographic methods for drug analysis. In: Francotte E, Lindner W (eds) Chirality in drug research, volume 33. Wiley-VCH, Weinheim
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