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J-GLOBAL ID：201302265947831605   整理番号：13A0799726

レーザインサイジング後の木材表面の組織および液体取込量の変化

Changes in the anatomy of surface and liquid uptake of wood after laser incising

著者 (3件)： WANG Yue (Tokyo Univ. of Agriculture and Technol., Dep. of Natural Resources and Eco-materials, Graduate School of Agriculture ...) ,  ANDO Keisuke (Tokyo Univ. of Agriculture and Technol., Dep. of Natural Resources and Eco-materials, Graduate School of Agriculture ...) ,  HATTORI Nobuaki (Tokyo Univ. of Agriculture and Technol., Dep. of Natural Resources and Eco-materials, Graduate School of Agriculture ...)
資料名： Wood Science and Technology  (Wood Science and Technology)
巻： 47  号： 3  ページ： 447-455  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： B0964A  ISSN： 0043-7719  CODEN： WOSTBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レーザインサイジングが木材の熱影響部(HAZ)および液体取込量に及ぼす影響について調べた。パルス幅を様々に変えた出力1kWのレーザビームを照射して木材の接線縦断面に深いピンホールをインサイジングし,ピンホールのHAZを走査電子顕微鏡を用いて調べた。次いで,HAZ表面を透過して取込まれた液体浸透長を計測した。HAZは正常な多孔構造を維持できないことが観測され,木炭の表面のような平滑は表面も認められなかった。これは,中層の複合体が完全に溶解したためであるが,それによって液体浸透長が減少したのである。さらに,レーザインサイジング過程で高いガス圧力と熱エネルギーが解放・放出されたことにより,樹軸方向のチロースや吸引された髄は損傷を受けなかった。このため,液体の移動は遮断された状態となった。しかし,インサイジング孔は液体取込み部位を増し,その結果として取込み容量が増大した。さらに,液体含浸はピンホールの径と関係していることが判った。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 木材加工 ,  注入木材 ,  防腐処理 ,  レーザ加工 ,  穿孔 ,  木材構造 ,  *植物組織 ,  表面構造 ,  パルスレーザ照射 ,  細孔 ,  細孔構造
準シソーラス用語： *レーザインサイジング ,  *浸透深さ ,  *木材含浸 ,  熱影響部

分類 (2件)： 製材・加工  (FF05032S) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： レーザ ,  インサイジング ,  木材 ,  組織 ,  取込