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J-GLOBAL ID：201302265978076449   整理番号：13A0763354

高密度ナノ粒子-ガス懸濁における水素結合の役割

The role of the hydrogen bond in dense nanoparticle-gas suspensions

著者 (5件)： TAHMASEBPOOR Maryam (Univ. Tehran, Tehran, IRN) ,  DE MARTIN Lilian (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  TALEBI Mojgan (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  MOSTOUFI Navid (Univ. Tehran, Tehran, IRN) ,  VAN OMMEN J. Ruud (Delft Univ. Technol., Delft, NLD)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 16  ページ： 5788-5793  発行年： 2013年04月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高密度ガス懸濁すなわち流動層におけるナノ粒子間およびナノ粒子凝集体との相互作用に対する,表面特性の効果を研究した。表面がヒドロキシル基に覆われているとき,ナノ粒子間の相互作用はこの基が存在しない場合よりも強いことが知られている。この効果は粒子間の毛管架橋の形成に由来すると考えられている。そこで13~21nmの極性および無極性SiO₂/TiO₂/Al₂O₃粒子を用いて,乾燥窒素による流動化実験を行った。その結果,乾燥極性粒子は無極性粒子と比較して小さな層膨張と大きな最小流動速度を示し,強い粒子間力を示した。これらの結果は,相互作用の増大は,部分的に極性粒子の表面間の直接水素結合の形成が寄与していることを示している。直接水素結合を考慮しないとき,乾燥した極性ナノ粒子間の結合力と得られた凝集体サイズは著しく過小評価され,水分存在下の毛管力に起因する極性粒子間の引力は過大評価されることになる。乾燥ナノ粒子と極性ナノ粒子間の相互作用のモデル化における水素結合の形成の重要性を述べた。

シソーラス用語： *密度 ,  *ナノ粒子 ,  微粒子 ,  *気体 ,  *懸濁流 ,  *水素結合 ,  流動層 ,  凝集体 ,  *相互作用 ,  表面性状 ,  毛細管 ,  架橋【高分子】 ,  極性 ,  非極性 ,  二酸化ケイ素 ,  酸化チタン ,  アルミナ ,  乾燥 ,  窒素 ,  流動化 ,  力 ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  粒子間力

分類 (2件)： 固-気界面一般  (CB12041H) ,  不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ粒子 ,  懸濁 ,  水素結合 ,  役割